文喫を運営するひらく、2025年12月6日(土)オープンの入場料制ライブラリ「茶寮 香嵐渓文庫」をプロデュース
株式会社ひらく~ 9月30日(火)より文喫 栄で企画展&キャンペーンを実施~
”文化を喫する、入場料のある本屋”文喫(ぶんきつ)を企画・運営する株式会社ひらく(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:染谷 拓郎、
https://hiraku.info/ 、以下 ひらく)は、ホンダロジコム株式会社(代表取締役社長:本多 敦)の子会社である有限会社一の谷(社長:各務 良)が2025年12月6日(土)愛知県豊田市にオープンする入場料制ライブラリ
「茶寮 香嵐渓文庫(さりょう こうらんけいぶんこ)」のプロデュースを手掛けます。さらに、オープン後もブックディレクションを中心に運営を支援します。
併せて、オープンに先立ち9月30日(火)より、愛知県名古屋市の「文喫 栄」にて、「茶寮 香嵐渓文庫」を紹介する企画展を開催するとともに、同施設の一日利用券がもらえるキャンペーンを実施します。

茶寮 香嵐渓文庫
これまでひらくは、“文化を喫する、入場料のある本屋”文喫や、雑誌の図書館「COVER」、まちの本屋&ホテル「ねをはす」など、複数の文化施設や空間の企画・プロデュースを手掛けてきました。 直近では、2025年9月12日(金)にオープンしたニュウマン高輪 South 5Fのコンセプトフロア「こもれびら」の総合プロデュースも担当しています。
今回手掛けた「茶寮 香嵐渓文庫」は、有限会社一の谷が運営する食事処「香嵐渓 一の谷」(愛知県豊田市足助町)に隣接し、現在は土産物店として利用されている別棟をリニューアルしたものです。ひらくがこれまで培ってきた“場と機会をつくる”プロデュース実績や知見が評価され、「食・文学・景観を満喫できる、香嵐渓を五感で味わえる場」をと、本取り組みにつながりました。

「茶寮 香嵐渓文庫」は、入場料を支払うことで、思い思いの過ごし方で香嵐渓の自然豊かな景観とともに、約2,000冊の本に囲まれた空間を楽しむことができる施設となります。 “文化を喫する、入場料のある本屋”「文喫」を手掛けたメンバーを中心に、企画コンセプトの立案からブックディレクション、クリエイティブデザインまで担当しました。単なる空間デザインにとどまらず、本を核とした体験設計を行い、自然と文化が融合する新しい滞在型ライブラリを実現します。
さらに、ひらくはオープン以降も、ブックディレクションを中心とした運営支援に継続的に携わります。“懐かしい、けれど新鮮”をテーマとした空間演出と選書ラインナップにより、紅葉シーズンをはじめ多くの観光客が訪れる香嵐渓において、従来の観光に加えて「本と過ごす時間」を提供する、新たな目的地となることを目指します。
【プロデュースのポイント】
空間:子どもからシニアまでくつろげる、古民家ならではの居心地のよさ
茅葺き屋根はそのまま、内装をリノベーションした約60畳の古民家に、子どもからシニアの方まで幅広い世代の方の利用を想定して、リクライニングチェアと障屏を配した小上がり、囲炉裏を囲む掘りごたつ、大きなクッションにもたれて足を伸ばせる座敷、ゆったり座って景色を楽しめる縁側とウッドデッキなどをレイアウト。本棚やチェストも、アンティーク調のものとモダンなデザインのものをバランスよくセレクトしています。かつての記憶が残る古民家ならではのゆったりした時間の流れが、読書体験をさらに豊かに感じさせます。
ブックディレクション:新刊書籍、古書、絶版本、廃刊雑誌が共存する“時を超えた本の空間”
古民家をリノベーションした建物であることや、地元の方々にとって馴染み深い観光スポットである香嵐渓で、新たな楽しみと発見をもたらす場になれたらという思いから、新刊・古書・絶版本をとりまぜた約2,000冊の本を、自由に手にとってお読みいただけるライブラリとしました(購入は不可)。
明治時代の文豪から現代の人気作家までをデビュー順に陳列した文学の歴史を感じる本棚や、かつてあった文学賞の受賞作に触れられる棚、幅広いジャンルの雑誌を廃刊したものも含めて展開する“マガジンアーカイブ”など、当時を知る人には懐かしく、初めて出会った人には新しいラインナップが特徴です。
【施設概要】
名称 :茶寮 香嵐渓文庫
所在地:愛知県豊田市足助町一の谷22
入場料:1,650円(税込)
利用可能時間:10:30~15:30 ※木曜定休
HP :
http://korankei-bunko.com
※「香嵐渓 一の谷」の利用にかかわらずご利用いただけます

「茶寮 香嵐渓文庫」のオープンに先駆けて、文喫 栄にて、9月30日(火)から10月30日(木)まで、「茶寮 香嵐渓文庫」および香嵐渓エリアの魅力を紹介するパネル展示と、「散策」「紅葉」「自然」など香嵐渓を想起させるキーワードからセレクトした文喫私選や、「茶寮 香嵐渓文庫」オリジナルグッズの販売を行います。
また、企画展期間中には、「茶寮 香嵐渓文庫」公式SNS(X、Instagram)をフォロー&対象ポストに“いいね”した方に、「茶寮 香嵐渓文庫」一日利用券をプレゼントするキャンペーンも実施します。
※企画展およびキャンペーンの詳細は「茶寮 香嵐渓文庫」公式SNSでご確認ください。
X:
@korankei_bunko Instagram:
@korankei_bunko
文喫は、“文化を喫する、入場料のある本屋”をコンセプトに、持続可能な新しい書店モデルの提案として展開している滞在型書店です。滞在型書店のパイオニアとして2018年に開業した1号店「文喫 六本木」(東京)を皮切りに、2021年には老舗百貨店のカルチャースクールと融合した新業態として2号店「文喫 福岡天神」(福岡)を、2024年には3号店となる「文喫 栄」(愛知)をオープンし、2025年9月12日には文喫史上最大規模となる新たな旗艦店「BUNKITSU TOKYO」を東京・高輪ゲートウェイシティにオープンしました。
店内に、読書に没頭できる書斎のようなスペースや、ご友人・ご家族とゆったり過ごせる喫茶スペース、クリエイティビティを高めるワークスペース、企画展やポップアップなどを楽しめるイベントスペースなどを併設し、心置きなく本と過ごせる空間を提供しています。

本のある場所や空間の価値を見つめなおし、本をはじめとした文化的コンテンツを用いて、生活者が暮らしの豊かさ・楽しさを感じられるような場づくりに取り組んでいます。「文喫事業」「プロデュース事業」「公共プレイス事業」の3事業を軸に、文喫のほか、「雑誌の図書館 COVER」、まちの本屋&ホテル「ねをはす」のプロデュースなどを手がけています。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ひらく 事業統括部 広報担当:陳之内
TEL.03-3233-3829 FAX.03-3233-6045
E-mail:press@nippan.co.jp
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