2026310日()

挿絵ギャラリー

紙面掲載後、順次更新します。

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「縋る」姫野真帆(3年)
制作意図
仁志が誾千代の言葉や現実を飲み込めず、必死に誾千代に縋(すが)りついてなだめようとしているシーンを描いた。不安で手が震えているような姿を表すため、紫色のざらついたトーンをのせた。力のこもった感じや緊迫感を出すため、誾千代の髪に動きをつけ、頬を包む仁志の指からすり抜けていくような印象に仕上げた。
2023年01月17日付21面に掲載されています。

「紫陽花」難波和果奈(3年)
制作意図
自分が虎女だと知った誾千代は必死で前を向いて女であろうとする。だが、どれだけ努力しても肝心なことは一向に解決しない。焦りや不安を感じる誾千代と、晴れた空の下に咲く綺麗な紫陽花とが正反対の存在だと思ったので、その対比が分かりやすい構図にした。
2023年01月16日付19面に掲載されています。

「崩月夜」寺西一花(3年)
制作意図
望まぬ行為と痛みに献身的に耐える誾千代が内側から浸食されているのをイメージして描いた。ぼんやりとした背景と誾千代の強い眼差しのミスマッチ感を出すため、全体的に描き込みは少なくした。
2023年01月15日付19面に掲載されています。

「思い出すのは」難波和果奈(3年)
制作意図
立花の状態は日に日に悪くなるばかりで、戦の日々が続いていた統虎は疲労困憊していた。だが、そんな時にも思い出すのは愛する誾千代の姿。そんな愛おしくて美人な顔立ちをしている誾千代をメインに描くことで、統虎が想い浮かべている様子を表現した。
2023年01月14日付22面に掲載されています。

「決断」小山優良(3年)
制作意図
誾千代が女になると決断した場面。トランスジェンダーだが、統虎や自分のために女になると決めた。それを色で表し、下は男で青、上は女で赤という色合いにした。「まるで光で作られた世界へ足を踏み入れたように、何もかもが輝いて見えた」という文から、明るい未来を見据えているような誾千代の姿を描いた。
2023年01月13日付22面に掲載されています。

「真実への疑い」ピニョレイ・ローズ・スターラ(3年)
制作意図
心と体のすれ違いを感じ、厳しい時代を生きる誾千代が涙を流す。「女」「男」、自分がどちらなのかも分からない誾千代の迷いや息苦しさ、悲しさを表すために、泣いている姿の後ろにもやもやした気持ちを表す模様をたくさん描き、流れや速さ、時代を表すために風や雲を描いた。
2023年01月12日付21面に掲載されています。

「希望」橋本愛梛(3年)
制作意図
ずっと女であることに苦しみを感じていた誾千代が誠応の言葉を聞き、今までの行動は単なる“わがまま”なのではなく当たり前のことだったと知り、涙を流すシーン。自分の意志ではなく自然と涙が流れているということが重要だと感じたので、誾千代の表情に拘った。ずっとかかっていたもやが消え、視界がすっと晴れた様子を顔周りの霧で表現した。
2023年01月11日付23面に掲載されています。

「虎女」前田一花(3年)
制作意図
女の自分を演じることに疲れ、絶望していた誾千代が僧侶に「虎女」だと言い当てられた場面。「やっと求めていた救いにたどり着けそうな気がした」「音を失った世界にさ迷いこんだ気がした」という誾の心境を絵にした。画面右の虎は、誾が自分は虎女であると知った場面を表現すると同時に、これからも続く苦悩を支え続けてくれる夫の統虎をイメージして描いた。
2023年01月10日付21面に掲載されています。

「痕」平松愛優(3年)
制作意図
次から次へと内面を当て続けられ、さらには胸に傷をつけたことまですべて明らかにされる。傷をつけたあの日のつらい思い出もすべてこのシーンで思い出してしまったと思う。そんな誾千代の悲しく儚い表情と雰囲気を1枚に表現した。白と紫の着物で誾千代らしさを出しながら、細かい線で描いた。このシーンでは誾千代にスポットライトが当たっているので、誾千代らしさを最も大切にして描いた。
2023年01月09日付18面に掲載されています。

「寛大」渡辺心愛(3年)
制作意図
誠応と誾千代が話しているシーンを描いた。誠応には、誾千代を優しく包み込むような温かい印象を受けた。誠応が誾千代のことを理解するシーンでは、誠応の真剣な姿が印象に残った。誠応の寛大な姿から「心の不安」という花言葉のあるほおずきを取り入れて制作。誠応の見た目が細かく描写されていたので、明確にイメージすることができた。読者の方々にこの作品を通して楽しんでもらいたいです。
2023年01月08日付20面に掲載されています。