近くの田んぼでカエルを探す参加者=豊後大野市犬飼町
【豊後大野】豊後大野市犬飼町柴北の旧長谷小跡地で7月31日、「かえるの鳴き声観察会」があった。ユネスコエコパークに認定されている同市の豊かな自然を体感し、自然環境や生物への興味、関心を高めてもらおうと市が開いた。
市内外から親子連れら約35人が参加。全国のカエル好きが集まる同好会「かえる友の会」の休場聖美(やすみば・きよみ)会長(同町山内)が講師を務めた。
カエルはなぜ鳴くのか、鳴き声の特徴はなど、休場会長から説明を受け、クイズ形式で復習した。外が暗くなると、全員で近くの田んぼに移動し鳴き声に耳を傾けた。
この日は夜になっても暑く、カエルの大合唱とはいかなかったが「この声はアマガエル、あれはヌマガエル」などの説明を聞きながら、鳴き声を楽しんだ。家族4人で参加した犬飼小中5年の麻生千尋さん(10)、同2年の湊斗(みなと)さん(7)きょうだいは「2種類以上いたように聞こえた。恋愛のために鳴いていると知って面白かった」とにっこり。
休場会長はカエルの研究で博士号を取得。東京農工大の研究員として鹿児島県奄美大島の希少カエルなどの研究に取り組み、カエルあふれる里山づくりを目指して2023年に同市に移住した。「豊後大野には11種類のカエルがいる。鳴き声に興味を持って研究の道に進んでくれる人が出てきたらうれしい」と話した。