ベトナム出身の技能実習生(右から2人目)に教わりながら調理する参加者=佐伯市のさいき城山桜ホール
【佐伯】佐伯市の観光まちづくり佐伯は、6年目を迎えた「食のワークショップ」で異文化交流を定番化する。市内居住の外国人が技能実習生を中心に千人を超え、共生社会に向けて相互理解を深める狙い。第1弾として2日、ベトナム出身の実習生や市国際交流員が、参加者と一緒に同国の家庭料理を作った。
会場の同市大手町のさいき城山桜ホールに市内外から24人が集まった。講師は精密板金加工を手がける長尾製作所(市内堅田)のグエン・ティ・タン・スアンさん、国際交流員のグエン・タイン・ダットさんが務めた。スアンさんの同僚4人もサポート役として駆け付けた。
メニューは揚げ春巻き、空心菜のニンニク炒め、スープ。参加者は4班に分かれて協力しながら調理し、早速おいしそうに味わった。ダットさんは食事中、ベトナムの地理、気候などを紹介し、普段の食事や、北部と南部での味付けの違いなどを説明した。
市内鶴見有明浦から参加した山崎千歳さん(77)は「春巻きを習いたかった。家でも作ってみたい」と満足そうだった。
食のワークショップは月2、3回のペースで続けており、異文化交流版は本年度あと2回開く。ミャンマー編と、外国をルーツに持つ人を対象にした日本食を計画している。