トレーニング方法を指導する下平隆宏さん=別府市餅ケ浜
【別府】サッカーJ2の大分トリニータで監督だった下平隆宏さん(54)が別府市にパーソナルジムを開いた。「慣れ親しんだ大分の地で、体づくりのノウハウを還元したい」と、気軽に運動できる場の創出を目指す。
2004年に現役引退した下平さんは16年からJ1などで監督を歴任。22年から2季にわたり、トリニータを指揮した。
昨年6月から人が喜ぶ仕事をしたいと起業を準備。トレーニングの知識を基にジムを開くことを決めた。現役時代に腰痛で悩んでいた下平さんは「体を鍛えるとプレーに集中できた。精神面も安定する」とトレーニングの大切さを説く。
新天地にはトリニータ監督時代に何度も訪れた別府を選んだ。「温泉が大好き。人も温かい」と現在は住居も市内に移した。
ジム名は「B.STYLE」。餅ケ浜町のビル1階に開設し、室内は黒を基調とした。約50平方メートルのスペースには、スクワット、ベンチプレスなど複数のメニューに対応できるトレーニング機器1台とダンベルなどが並ぶ。
会員制で個別指導2コース(月額税込み2万6千円~)と、ペアコース(同6万6千円~)がある。コースによって、下平さんかスタッフがサポート。カウンセリング、身体測定をした上で独自のメニューを提案する。
サッカーを習う子ども向けに俊敏性やバランス感覚を鍛える教室も開く予定。
営業は午前9時から午後9時まで。利用には専用フォームから予約が必要。
下平さんは「将来への筋肉を蓄える“貯筋”が大切。健康寿命の延伸に役立てて」と話している。
<メモ>
1日から、クラウドファンディング(CF)で下平さんが監修するプロテインの開発費を募る。CFサイト「キャンプファイヤー」を利用し、目標金額は500万円。期間は30日まで。