二階堂美術館で開催中の青色をテーマにしたコレクション展=3日、日出町川崎
【日出】日出町川崎の二階堂美術館でコレクション展4「近代日本画の青色」が開かれている。美しさを引き立てる青を使った作品など58点を並べた。3月29日まで。
同美術館によると、古来、青色は生命力や宇宙観、神聖なものを表現する際に用いられた。薄いものから濃いものまで色域が広く、伝統的な画法と西洋絵画が融合する近代日本画でも重要な役割を果たしているという。
会場では▽風景画などの「花鳥風月」▽源氏物語や平家物語に登場する「人物画」▽「美人画」―の3章に分けて展示している。主な作品は尾形月耕の「巌上孔雀(くらじょうくじゃく)」、松岡映丘(えいきゅう)の「住吉詣(もうで)」、木村武山(ぶざん)の「寒月」など。
特集展示「横山大観と上村松園の技」も同時開催中で2人の作品8点も紹介している。
大分市西鶴崎から訪れた川野修次さん(71)は「美術鑑賞が趣味。新収蔵品の展示もあり、見応えがあった」と話した。
同美術館は「あでやかな青色の、多様な表現を楽しんでほしい」と来館を呼びかける。7日と3月7日の午後1時半からは、学芸員による展示解説がある。
開館は午前9時から午後5時まで(入館は同4時半まで)。一般800円、高校・大学生500円、小中学生300円。未就学児無料。月曜休館(祝日の場合は翌日)。問い合わせは二階堂美術館(0977-73-1100)。