コンサート「廉太郎が愛した音符」に向けて、「幼稚園唱歌」を練習する大塚亜依さん(右端)と竹田市ひばり少年少女合唱団のメンバーたち=市内竹田町
【竹田】竹田市ゆかりの音楽家滝廉太郎(1879~1903年)らが手がけた「幼稚園唱歌」5曲を、市内直入町のピアニスト大塚亜依さん(40)が現代的要素を取り入れた伴奏や合唱曲に編曲した。このうち3曲は17日に市内玉来の市総合文化ホール(グランツたけた)で開かれる顕彰コンサート「廉太郎が愛した音符」で自身が指導する市ひばり少年少女合唱団メンバーと披露する。
幼稚園唱歌は廉太郎が東基吉・くめ夫婦らとつくった20曲の唱歌集。廉太郎は4曲を作詞、17曲を作曲した。
大塚さんは「明治時代の曲を、現代を生きる子どもたちの感性に響くようにするとともに、幅広い世代に廉太郎先生の音楽に親しんでもらいたい」と昨年、「ひばりはうたひ」と「鳩ぽっぽ」を編曲。今回のコンサートに向け、主催者の市文化振興財団と打ち合わせをする中で新たに「さよなら」など3曲もアレンジすることになった。
メロディーはそのままに曲調などを変更した。「お正月」の伴奏はジャズ風にし、「雪やこんこん」はソプラノに加えてアルトのパートをつくった。
大塚さんは「譜面を出版し、子どもから大人まで多くの人に楽しく歌ってもらえれば」。同財団は「コンサートは4回目で初めて未就学児も入場可能にした。作品の楽しみ方を感じ取ってほしい」と話した。