地場シンクタンクの大銀経済経営研究所(DKK、大分市)が今春、県内企業に入った社員に実施した意識調査で、就職活動がスムーズに進んだと感じた人が6割近くを占めた。近年の調査結果と同じく高水準で、売り手市場が続いていることがうかがえる。就職先を選んだ理由は「仕事内容」が最多。働く上で大切にしたいことは「良好な人間関係」「人の役に立つ」を挙げた人が多かった。
就活の感想を聞いたところ、「それほど厳しくなかった」「順調だった」「楽だった」が合計58・9%。一方、「厳しかった」は31・3%、「大変厳しかった」は8・9%だった。
就職先の選択理由(複数回答)は「仕事内容」(53・9%)、「給料・休日・勤務地など労働条件」(40・3%)、「自分の能力・適正」(28・3%)の順。
県内企業に決めた理由は「家族や友人が近くにいる」(33・5%)、「希望の会社があった」(29・8%)、「地元への愛着」(27・7%)など。
今の会社でいつまで働きたいかは、「取りあえず今の職場」が52・9%(昨年調査68・4%)で最多。「定年まで」が27・7%(同18・6%)、「将来独立(起業)するまで」が5・2%(同4・0%)だった。
将来目指す役職では「役職(出世)にはこだわらない」が61・3%と、3分の2近くに上った。社長は6・8%、役員は5・8%。
働く上で大切にしたい価値観(複数回答)は「人間関係を良好に保つ」(59・2%)や「人の役に立つ」(57・6%)が多い。
理想の上司像は「仕事上の相談がしやすい」(48・2%)、「仕事の目標、やり方をはっきり指示してくれる」(22・5%)など。
調査を担当した尾造(おぞう)佑香さん(33)は「県内も売り手優位の就職環境が続いていることが分かる結果となった。定年まで勤めたい割合の増加は、転職などによる失敗といった不確実性を回避する傾向の表れとも捉えられる」とみている。
調査は今年3、4月、DKK、大分商工会議所主催の新入社員研修などの参加者に無記名式で実施。191人から回答があった。
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