【大分―横浜】前半4分、先制ゴールを決める大分の伊集=サイクルショップコダマ大洲アリーナ
フットサルFリーグ1部のバサジィ大分はリーグ第3節最終日の15日、大分市のサイクルショップコダマ大洲アリーナで横浜と対戦し、4―1で今季初勝利を挙げた。
大分は第4節第1日の21日午後1時から、Asueアリーナ大阪で大阪と戦う。
■大黒柱の仁部屋が2得点
大分は後半に横浜を突き放し、ホームで待望の今季初勝利を手にした。狩野新監督は「1週間で積み上げたことを選手たちが体現してくれた」と満足そうに話した。
欲しかった先制点は前半4分に生まれた。自陣で球を奪うと、素早いカウンターから伊集(いず)りゅうアンドレがプロ初得点。今季初めてリードする展開にも冷静さを失わず、直後に鬼塚祥慶が2戦連続となるゴールを決めた。1点を失い、2―1で折り返した。
後半は互いに決定機を生かせない状況が続く中、セットプレーとカウンターから仁部屋和弘が2得点。勝利を引き寄せた大黒柱は「ラッキーな形だったが、貢献できてうれしい」と喜んだ。
試合前に負傷者が出るアクシデントも乗り越え、つかんだ初勝利の意味は大きい。初めてキャプテンマークを着けた陣川凌は「ボールを失う回数がまだ多い。修正していきたい」と次を見据えた。
▽第3節
バサジィ大分(3)4―1YSCC横浜(3)
2―1
2―0
▽得点者 【バ】伊集、鬼塚、仁部屋2【Y】山田