選手を代表して決意表明をするバレーボール少年女子の忠願寺風来(中央)=レゾナック武道スポーツセンター
第78回国民スポーツ大会(佐賀国スポ)に向けた県代表結団壮行式が18日、レゾナック武道スポーツセンターであった。2年連続の天皇杯(男女総合)得点1000点に向け気持ちを合わせた。
競技役員や選手ら約300人が出席した。佐保宏二総監督(県スポーツ協会専務理事)が結団を報告。麻生益直団長(同協会長)が総合開会式で旗手を務めるフェンシング少年男子の河野拓海(豊府高)に団旗を手渡し、「最後まで絶対に諦めないチーム大分のスピリッツを胸に、一丸となって臨もう」と呼びかけた。
佐藤樹一郎知事が「パリ五輪や北部九州総体で県勢が活躍し、県民のスポーツに対する関心が高まっている。勇気、感動、元気を届けてほしい」と激励した。
選手を代表し、バレーボール少年女子の忠願寺風来(東九州龍谷高)が「支えてくれた方々に結果で恩返しできるよう、一人一人が最大限のパフォーマンスをします」と決意表明。ラグビー少年男子の白田誠明監督(東明高教)の音頭でガンバローを三唱した。
チーム大分は会期前開催分を含め、35競技86種別に総勢484人(本部役員含む)が臨む。12競技が9月中にあり、既に水泳の競泳や飛び込みなどで計37点を挙げた。主日程は10月5~15日。
昨秋の鹿児島国体(特別国体)は23競技83種目で入賞し、天皇杯得点1091・5点を獲得。天皇杯、皇后杯共に18位と躍進した。