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銅メダルは〝大分産〟 東京五輪・パラ、PPC佐賀関で原料製錬

 東京五輪・パラリンピックの銅メダル作り、大分が関わっていた! 銅製錬で世界最大級のパンパシフィック・カッパー(PPC)佐賀関製錬所=大分市佐賀関、JX金属グループ=は、2020年東京五輪・パラで選手に授与される全ての銅メダルの原料を製錬した。全国各地から使わなくなった小型家電を集め、リサイクルする大型プロジェクトの一環。PPC佐賀関は「世界に技術力を発信できる」と喜んでいる。
 東京五輪・パラを持続可能な社会づくりにつなげようと、大会組織委員会が「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」を17年4月に始めた。およそ2年間で全国の自治体や家庭などから使用済みのゲーム機、パソコンなどの小型家電約7万9千トンが集まり、別にスマートフォンなど携帯電話約621万台も回収されたという。
 このうちの一部から銅を取り出すため、PPC佐賀関が欠かせない最初の製錬工程を担当した。(1)原料を炉に投入し、約1200度で溶かす(2)不純物を取り除き、銅の占める割合を99%以上に高める(3)板状に鋳造する―までを担った。
 続いてJX金属グループの2工場(いずれも関東地区)での工程を経て、メダルの材料となる銅と亜鉛の合金「丹銅」の板に仕上げ、必要な約2200キロを確保した。その後、独立行政法人・造幣局(大阪市)が加工して完成する。
 PPC佐賀関の鈴木義昭執行役員所長(55)は「銅メダルは〝メイド・イン・大分〟と言ってもいいぐらいの大事な工程を任せてもらった。地元で事業を営む者として、国家プロジェクトに関われたことを誇りに思う」と胸を張った。
 みんなのメダルプロジェクトは協力事業者のNTTドコモ(東京都)、日本環境衛生センター(川崎市)を中心に進められた。製・精錬はJX金属など5社が担当。金・銀・銅メダル合わせて計約5千個に必要な金属がそろった。
※この記事は、1月1日大分合同新聞朝刊31ページに掲載されています。
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