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ヱトウ南海堂 さよなら泉都 新天地は県都

 泉都・別府市の音楽文化を支えてきた老舗の音楽ショップ「ヱトウ南海堂」(駅前本町)が15日で80年を超える歴史に一区切りを付け、20日から大分市の中央町商店街に移転する。新天地はかつて親戚が営んでいた「ミュージックETO」の跡地。CD販売を取り巻く環境が厳しくなる中、県都のまちなかで再スタートを切る。
 ヱトウ南海堂は江藤二郎さん(64)、慎悟さん(32)親子が切り盛りする。二郎さんの祖父故・茂さんが90年ほど前に、出身地の佐伯市にレコード店を開店したのが始まり。1934年に別府の中浜筋に出店。49年に現在の場所へ移転した。
 二郎さんによると、かつて、人気歌手のレコードやCD、コンサートチケットの発売日には店の前に100~200人ほどの行列ができた。近年はインターネットでの音楽配信やネット通販の拡大で実店舗でのCDの売れ行きは減少。「レコードからCDに変わっていった80~90年代が最盛期だった。今の売り上げは当時の3分の1程度」という。
 大分市中心部では、リズムレコード(2007年閉店)やタワーレコード大分店(17年閉店)などが撤退し、CD専門店が姿を消した。
 「県庁所在地にCD店がないというのはさみしい。大型店は厳しくても、小型店なら生き残れる道があるのでは」(二郎さん)と大分移転を模索。ミュージックETO(06年閉店)の跡地に移ることを決断した。「別府を離れることは本当に心苦しいが、応援してくれる人が多くありがたい」と感謝する。
 新店で取り扱う商品は現在の約8千点から1万点ほどに増やす予定。ライブや発表会などができるイベントスペースも設ける。「お客さまのニーズに合わせて商品構成、店づくりをしていきたい」と意気込んでいる。
 新店は20日がプレオープン、21日がグランドオープン。営業時間は午前10時から午後7時の予定。
※この記事は、8月9日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。
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