間口3.8メートルの3階建て住宅 10畳超の土間空間に驚き『渡辺篤史の建もの探訪』

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5月2日放送『建もの探訪』より 10畳大の多目的土間(C)テレビ朝日

 俳優・渡辺篤史が案内役を務めるテレビ朝日系の人気番組『渡辺篤史の建もの探訪』(毎週土曜 前4:25)5月2日放送回では、東京都江東区に建つ個性的な住宅「街につながる土間のある家」(佐藤邸)が紹介される。

【写真】高さ5m 開放感が魅力な吹き抜けダイニングキッチン

 同住宅は路地の奥に位置する東西に細長い敷地に建ち、間口は3.8メートルの3階建て。1階の出入り口には3本引きの木の框のガラス戸を採用し、印象的な外観を形成している。
 特徴的なのが、10畳以上の広さを誇る玄関土間だ。現在はホームパーティーなどに活用されているが、車庫や店舗としても転用可能な多目的空間となっている。この奥行きのある空間を実現するため、南側には幅の狭い耐力壁を多数配置し、その間を収納として活用している。

 2階は階段を挟み、西側にダイニングキッチン、東側にリビングを配置。スケルトン階段によって空間全体に視線の抜けを生み出している。ダイニングキッチンは高さ5mの吹き抜けとなっており、構造壁を南北に設けることで強度を確保。リビングは低い天井と床による落ち着いたソファスペースと、吹き抜けに面した開放的な空間の2つの居間を並列させた構成が特徴だ。

 3階にはキャットウォークのような廊下が広がり、共有のライブラリーとして機能。西端に夫の書斎、中央に寝室、東端に妻の書斎を配置し、妻の書斎はリビングの吹き抜けとつながる設計となっている。さらに屋上にはテラスも設けられ、都市住宅でありながら多様な居場所を確保している。

 限られた間口の中で開放感と機能性を両立させた佐藤邸。街とのつながりを意識した土間空間をはじめ、随所に工夫が光る住まいとして注目される。

竣工:2024年9月
敷地面積:63.7平方メートル(19.3坪)
建築面積:44.5平方メートル(13.5坪)
延床面積:128.1平方メートル(38.8坪)
構造:木造在来工法
設計:阿蘓俊博/アソトシヒロデザインオフィス

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