「太秦映画村」新たなショーやイベントの企画・演出を担うクリエイター陣
3月28日に第1期リニューアルオープンを迎える、京都の「太秦映画村」(旧・上井太秦映画村)の新たなショーやイベントの企画・演出を担うクリエイター陣が、9日までに一挙発表された。多彩なジャンルで第一線で活躍する豪華布陣となる。
【写真多数】「太秦映画村」リニューアル後のショー&イベントを手がける面々
■360°リアルタイムドラマ「花嫁道中 桜の宴」
総合演出:あごうさとし
劇作家・演出家・THEATRE E9 KYOTO芸術監督。2021年に演出した、太田真紀&山田岳 オペラ『ロミオがジュリエット』は、文化庁芸術祭大賞、サントリー芸術財団佐治敬三賞の両賞を受賞。2022年は大阪中之島美術館開館記念公演 森村泰昌×桐竹勘十郎 人間浄瑠璃「新・鏡影奇譚」を演出するなど、多分野との共作も多数。
【コメント】
村に入ったその瞬間から、あなたの物語は幕を開けます。巷で囁かれる「花嫁道中襲撃」の黒い噂…。
一体犯人は誰なのか?その根城はどこにあるのか?謎解きのミステリー要素を散りばめた全11シーンが、怒涛の展開で皆様を待ち受けます。
見どころは、なんと言っても太秦の俳優陣による圧巻の演技と大迫力の殺陣!さらに、オーディションで選ばれた若き気鋭の俳優たちが活気あふれる江戸の住人をリアルに熱演し、街の息遣いまで再現します。
皆様も江戸の住人の一人となって、クライマックスのメインショーへと続く特別な時間をご堪能ください!
企画協力:宮川 徳三郎
宮川徳三郎商店四代目店主。20代は、アメリカにて木造船大工としての経験を積む。2003年より家業である呉服屋を継ぐ。和装を中心としたイベントを多数企画演出。また世界に手仕事の素晴らしさを伝える伝統文化ディレクターとしても活動中。
【コメント】
花嫁道中と聞くと、華やかな行列をイメージされる方が多いでしょう。その反面、花嫁にとっては永遠の別れを意味し、婚家に嫁ぐと言う命をかけた人生最大のイベントでもあるのです。
本編では、見た目の優美さを愛でると同時に、是非花嫁やご両親の「覚悟」を感じながら見て頂きたいです。
殺陣師:清家一斗
東映京都撮影所 東映剣会所属、第44回京都府文化省・奨励賞受賞。『水戸黄門』『科捜研の女』シリーズ、『遺留捜査』シリーズ、宝塚歌劇団など東映作品にとどまらず、時代劇から現代劇まで殺陣師として幅広く携わる。
近年の代表作
【映画】『木挽町の仇討ち』『侍タイムスリッパー』『室町無頼』『鬼平犯科帳 血闘』『破戒』
【ドラマ】『大岡越前』『大奥』『磯部磯兵衛物語』『薄桜鬼』『無用庵隠居修行』『科捜研の女』等々
【舞台】『水戸黄門』 宝塚歌劇団 OSK日本歌劇団 等々
【コメント】
太秦映画村リニューアルにあたりこのようなショーの殺陣をつけさせて頂くのは東映京都の人間として大変光栄です。今回新たにあごうさとしさんが作られたショーは映画村に今まで来て頂いていたお客様も、初めてのお客様も、新たな映画村を存分に味わい、楽しんで頂けるようなストーリーになっております。皆様が足を踏み入れた場所は江戸時代の京の街。その至る所で繰り広げられるお芝居、殺陣。映画村全体が舞台となったこの壮大なショーを楽しんでいただけたらと思います。そして360°リアルタイムドラマと名前にもある通り皆様の目の前でリアルタイムで進んでいくストーリーに是非没入してください!
企画協力(謡『高砂』):上田宜照
能楽シテ方観世流準職分。一般社団法人瓦照苑理事。昭和63年、上田拓司の長男として生まれる。父・上田拓司、伯父・上田貴弘に師事。 2歳で初舞台。平成7年初シテ、平成20年に「石橋」、 平成22年に「乱」を披く。ベルギー国王フィリップ陛下御観覧公演やルーマニア「シビウ演劇祭」など多数の海外公演にも参加。
【コメント】
第一期リニューアルを迎える太秦映画村が取り組む、新しく刺激的なコンテンツ。
そのコンテンツを通して私たち日本人が古来より大切に育んできた「祝言」への“想い”や“こころ”にも、ぜひ想いを馳せていただけましたら幸いに存じます。
古くは祝言の席で謡曲『高砂』が謡われ、夫婦和合や長寿円満が寿がれてきました。
ともに時を重ね、支え合う姿への願いは、今なお私たちの心に息づいています。
ご来場いただく皆様に、この「花嫁道中」を通して日本人の精神文化や家族・人と人との結びつきの尊さをあらためて感じていただければ嬉しく存じます。
空間造形作家:綛谷武史
花と緑を巧みに用い空間の装飾、作庭デザイン、オブジェ、プロダクトの作成を手がける。AGINGをテーマに時を経て表情を増す枝や木々に焦点を当て、経年独自の造形を生かした【枝ト技】に取り組む。枝より太く大きく、重く力強くをテーマにした作品を求められる場が増え、今後は本格的に大型作品を展開予定。
【コメント】
ツリーオブジェは、江戸時代の画家・長谷川等伯の屏風絵から着想を得ています。力強い樹の生命力としなやかな花の儚さの美しい対比、そして四季の移ろいをかたちにし、古典絵画の深みを現代的な視点で捉え直しました。
時ノ樹をテーマに、過去から現在、そして未来へと連なっていく「時間の流れ」を象徴する存在として、物語の軸となる樹です。
歴史と物語が折り重なる太秦映画村の地に立つことで、観る方それぞれの記憶や想像を重ね合わせ、新たな物語へと歩み出すようにと願いをこめています。
■忍者ショー「NINJA MISSION」
脚本・演出:きだつよし
演出家・脚本家。舞台ではキャラクターショーから商業演劇まで、 テレビでは特撮番組からNHKドラマまで、幅広く活躍。
代表作
舞台:大野智(嵐)主演プーシリーズ作・演出、中村獅童主演『大和三銃士』演出、サンリオピューロランド『ちっちゃな英雄』脚色・演出
テレビ脚本:『中学生日記』、『仮面ライダーウィザード』、『クラシカロイド』
【コメント】
リニューアルにあわせて、おなじみの忍者ショーも衣替え! 映画村の忍者ショーの脚本・演出は、これまで二度担当させてもらっていますが、その好評を受け、また声をかけていただいたことをとても嬉しく思っています。今回のショーは、セリフを極力少なくし、動きや表情だけで充分楽しめるよう工夫を凝らしています。ノンバールに限りなく近いショーなので、海外からのお客さんにストレスフリーで御覧いただけることはもちろん、これまで以上に、小さいお子さんから年配の方まで幅広い層にも楽しみやすくなっています。リニューアルにあわせて新しくなった今回の忍者ショーがより多くの皆さんの心に残ることを願うばかりです。
殺陣師:清家一斗
東映京都撮影所 東映剣会所属、第44回京都府文化省・奨励賞受賞。『水戸黄門』『科捜研の女』シリーズ、『遺留捜査』シリーズ、宝塚歌劇団など東映作品にとどまらず、時代劇から現代劇まで殺陣師として幅広く携わる。近年の代表作
【映画】『木挽町の仇討ち』『侍タイムスリッパー』『室町無頼』『鬼平犯科帳 血闘』『破戒』
【ドラマ】『大岡越前』『大奥』『磯部磯兵衛物語』『薄桜鬼』『無用庵隠居修行』『科捜研の女』等々
【舞台】『水戸黄門』 宝塚歌劇団 OSK日本歌劇団 等々
【コメント】
『忍者ショー』は今までの映画村でも常に人気のあるショーでした。そして今回太秦映画村リニューアルと共にこの『忍者ショー』が脚本・演出のきだつよしさんの斬新なアイデアと共に新たなアクションエンターテイメントショーとして産声を上げます。このショーは我が東映京都が誇ります俳優・アクションメンバー、そして新たに加わったメンバー達が存分に力を発揮出来るような舞台となっております。今回はノンバーバル(非言語)仕様となっており、目だけで楽しむ事もできますが、もちろんセリフ有り笑い有りとお芝居としても楽しめる作品となっております。皆様の目の前で起こるお芝居、激しい殺陣やアクロバティックなアクション。全てを全身で浴びて頂けたらと思います。
■大人しか入れない拷問屋敷(R-18)
企画・脚本:京都ぶらり。
コンテンツクリエイター/放送作家。東京を拠点にTV番組、CM、Web動画、旅行企画などに携わる。京都好きが高じて2021年に移住。動画制作や京都PR、地方創生など幅広く活動している。
【コメント】
江戸時代に実際に行われていた取り調べや刑罰を題材にした体験型コンテンツとして企画させていただきました。
演出上のフィクションを前提に、没入感のある空間の中で、当時の裁きの世界観に触れていただければと思っています。
今回、映画村のリニューアルに関わる貴重な機会をいただけたことに心より感謝しております。
多くの方に関心を寄せていただけるコンテンツとなれば幸いです。
■浮世ノ京あそび
企画・脚本監修、演出:河田洋志
昭和34年(1959年)1月3日生。福井県小浜市出身。昭和51年、演劇塾長田学舎(おさだ塾)に入塾。以来、おさだ塾の主な公演に俳優として出演。その他、映画、TVドラマ(『水戸黄門』『大岡越前』等)に俳優として出演。また、平成22年(2010年)より佛教大学、京都文教短期大学に非常勤講師として着任し、以降10年にわたって「身体表現(実践演技論)」を担当。平成30年(2018年)より、東映京都俳優養成所の講師。【劇団員として学んできた演劇を、若い世代に学問として実践として還元する事に尽力。】現おさだ塾代表。本拠地である京都での公演を中心に、近畿圏はじめ全国各地で活動中。
【コメント】
時代劇が何故今注目されるのか?今回の映画村のリニューアルは、真摯にそれを求めたものだと思います。勿論答えは幾つもあります。しかしその一番は、そこにはほんものが沢山溢れている。そして日本人の心のふる里があるからだと考えられたのだと思います。その思いを受けて『浮世ノ京あそび』のお手伝いをさせていただきました。
『浮世ノ京あそび』では京の都にあこがれてふる里を出て一生懸命働く者が皆様をお迎えいたします。
わざわざ数あるお店の中でうちのお店に来ていただいた。こんな有難い事は無い。そんな気持ち一杯でお客様をお迎え致します。日本女性の器用な手先は、おじゃみ、折り紙、あやとりの三大手遊びで育ったと言われています。
『皆様もひと時江戸時代の京の都でごゆっくり遊んでおくれやす』
■京花占い
「京のイケずうらない」企画監修:長谷川大祐
1985年生まれ、京都生まれ京都育ちのお笑い芸人。吉本興業所属で大阪を拠点として活動中。<おヒゲの京都人>としてInstagram、TiktokなどのSNSで公開している、「他府県民と京都人言い方の違い」「攻撃力全振り京都人」「京都人 VS 京都弁伝わらない人」「義実家が京都だったら」など、日々の生活で感じるちょっとしたストレスを京都弁の言い回しで発散する動画が話題。
【コメント】
この度は太秦映画村リニューアルオープンおめでとうございます。
そしてリニューアルに関わらせていただき、おおきにえー。
京都に生まれ育った者として、これほど光栄なことはないです。
今回、『京のイケずうらない』という、ある意味で「京都らしさ」を強く打ち出した企画をお聞きした際は、「えらい思い切ったことしはるなぁ」というのが感想でした。
太秦映画村さんで体感できる≪時代≫の中で息づいてきた、京都ならではの文化「イケず」を皆様に楽しんでいただけるよう、一生懸命監修させていただきました。
珠玉の『イケず』を存分に堪能していただけたら幸いです。宜しゅうえー!