坂本龍一さんドキュメンタリー公開にあわせ特別パンフレット発売 (C)“Ryuichi Sakamoto: Diaries” Film Partners
坂本龍一さんの“最後の3年半”を描いたドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: Diaries』の公開にあわせて、特別パンフレットが28日から上映劇場にて発売されることが決定した。
【動画】坂本龍一さんのドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: Diaries』予告編
同映画は、2023年3月に逝去した坂本さんが残した日記を軸に構成され、日々の記録と創作活動を通して“命の終わりとどう向き合い、何を残そうとしたのか”に迫る内容となっている。NHKで放送されたドキュメンタリー『Last Days 坂本龍一 最期の日々』をベースに、映画オリジナルの映像や音楽を加えて再構築された。
パンフレットは、坂本さんが日々つづっていたノートをイメージした全76ページの“日記型”仕様。黒地の表紙に手触りのある素材が用いられ、坂本さんの言葉が写真とともに掲載されている。日記部分は日英併記となっており、グローバルな読者にも訴求する内容だ。
そのほか、日記朗読を務めた田中泯、盟友・細野晴臣、監督の大森健生氏、プロデューサーの佐渡岳利氏へのインタビューも収録。さらに、親交のあった編集者の鈴木正文氏、音楽家の蓮沼執太氏、経済思想家の斎藤幸平氏、映画監督の西川美和氏らによる寄稿文や、著名人17名によるコメントも掲載されている。
コメント寄稿者には、内田也哉子、大貫妙子、岡村靖幸、小山田圭吾、草刈愛美(サカナクション)、操上和美、コムアイ、中谷美紀、名和晃平、のん、野村友里、松浦美穂、真鍋大度、U-zhaan、湯山玲子、李禹煥ら多彩な顔ぶれが名を連ねる。
映画に登場する楽曲リストや、日記内に記された書籍や人物名の解説も掲載されており、資料的価値も高い仕上がりとなっている。
また、同じく28日の公開初日より、来場者には数量限定でオリジナルポストカードが配布されることも決定している。