新型コロナウイルス感染症の影響で資金難に陥った福祉施設や医療機関向けに独立行政法人福祉医療機構が実施した融資を会計検査院が調べたところ、貸付先の破綻などで918億円が回収困難になっていることが5日、分かった。
機構は2020年2月以降、経営資金や長期運転資金の貸し付けを実施。一定の範囲内であれば無利子無担保の優遇措置を受けられ、計2兆930億円が貸し付けされた。
25年度末時点の貸付残高は1兆7299億円で、このうち融資先の破綻などで回収が困難になっているのが918億円に上った。他に返済期間などの条件を緩和したのが821億円、3カ月以上延滞しているのが112億円だった。
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