環境省の審議会は17日、東京湾や伊勢湾でプランクトンの養分となる窒素やリンといった「栄養塩」の流入規制を緩和する方針を了承した。人口の多さや地形的な特徴を踏まえ、流域河川などへの排出に厳しい基準が設けられていたが、水質改善が進んだことで栄養塩が減り、養殖ノリの不作や貝類の不漁が続いているため。同省は今後、水質汚濁防止法の改正を目指す。
先行して規制を緩めた瀬戸内海と同様、都県の判断で浄化処理を緩めた下水や排水を海に流し、海中の栄養塩の増加につなげる。湾内の窒素やリンの量が増えすぎないよう、水質のモニタリングを義務付ける。
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