桂田精一被告の公判が開かれた釧路地裁の法廷=17日午前(代表撮影)
北海道・知床半島沖で2022年に乗客乗員計26人全員が死亡、行方不明となった観光船沈没事故で、業務上過失致死罪に問われた運航会社社長桂田精一被告(62)の公判が17日、釧路地裁(水越壮夫裁判長)で開かれ、被害者家族の代理人弁護士が「(事故は)極めて悪質な人災」だと意見を述べた。弁護側の最終弁論と被告の最終意見陳述を経て、午後に結審する見込み。
代理人弁護士は、被告は「安全を確保すべき唯一絶対の最高責任者」だったと指摘。営利を最優先し、法令などで定められた義務を無視して無謀な運航を強行させた結果、事故が起きたと主張した。
検察側は禁錮5年を求刑している。
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