北朝鮮北西部・新義州周辺で完成間近の温室農場を視察する金正恩朝鮮労働党総書記(左から3人目)=26日(朝鮮中央通信=共同)
【北京共同】北朝鮮メディアは27日、金正恩朝鮮労働党総書記が26日に北西部・新義州周辺を訪れ、完成間近の同国最大規模の温室農場を視察したと報じた。温室農場が建設されているのは川の中州で、島のように見えることから金氏は「名実ともに地方の発展をけん引する黄金の島に一変した」と称賛した。
農場の建設工事は約97%が完了し、幹線道路や野菜の研究施設のほか、託児所などの公共機関も整備しているという。金氏は地方の振興策に力を入れており、この地域の温室農場を目玉事業と位置付け、たびたび視察している。