女性による文学作品を対象とした第35回紫式部文学賞に、水村美苗さん(74)の小説「大使とその妻」(新潮社)が選ばれた。主催の京都府宇治市が7日、発表した。
小説の舞台は長野・軽井沢。米国人男性が、隣人として交流していた元外交官の妻の数奇な来歴を手記につづる形で展開する物語。「複数性」のあるストーリーなどを収束させる文学的な手腕が評価された。
水村さんは「文学は過去の文学を糧として生まれます。今回この賞を賜り、女の物書きとして(文学と)より深くつながっているという幸福を、高らかにうたい上げたい気持ちです」とのコメントを寄せた。
水村さんは東京都出身で、12歳で渡米。
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