遺児育英基金について記者会見する、呼びかけ人の藤本百男兵庫県議(右)ら=18日午後、神戸市中央区
斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題を追及し、1月に亡くなった竹内英明元県議の遺児2人の進学を支援しようと、当選同期の県議らが18日、育英基金の立ち上げを発表した。寄付は専用サイトで11月18日まで受け付け、竹内氏へのメッセージも募り、遺族に手渡す。
記者会見した呼びかけ人のうち藤本百男県議(自民党)は「会派も年齢も違うが、議員としての力、姿勢に心から尊敬し、評価している」としのび、「残された子どもたちが健やかに成長し、勉学の志を持って強く生きてもらいたい思いで基金に賛同した」と語った。