ワシントンのスミソニアン米国歴史博物館での大統領に関する展示を示す看板=1日(ロイター=共同)
【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は8日、首都ワシントンのスミソニアン米国歴史博物館がトランプ大統領の2度の弾劾訴追に関する展示を再開したと報じた。博物館を運営するスミソニアン協会は声明で展示内容の「更新を終えた」とし「現在は全ての大統領の弾劾を反映している」と説明した。
同紙によると、トランプ氏が2019年12月に下院で弾劾訴追されたウクライナ疑惑について、更新前は「20年大統領選で外国の干渉を扇動した」などと表記されていたが、断定を避け、更新後は「扇動したとされる」と変更された。