名古屋市立小の教諭らが女子児童を盗撮し交流サイト(SNS)のグループチャットで画像を共有したとされる事件を受け、市は31日、外部有識者による会合を開いた。同種事案がないか調べるため、周囲で不審な行動を見聞きしたかなどの情報提供を保育所にも求める方針を確認。既に要請が決まっていた市立学校の教職員と合わせて対象は計2万人規模となる。
内訳は、保育園や児童養護施設、児童相談所などの職員が約4千人、市立学校の教職員が延べ1万7千人。近く情報提供を呼びかける文書を発出し、8月末をめどに集約する。
会合は冒頭以外、非公開で開催した。
2日付の紙面はこちら