「脱皮できない蛇は死ぬ」 —AI時代に向き合うデジックが 約40年の歩みで培った変化への姿勢—
生成AIの急速な普及により、いまや多くの企業が「AIをどう活用するか」を経営課題として捉えるようになりました。しかしその一方で、現場からは「何から始めればよいかわからない」「自社の業務にどう活かせるのか見えてこない」「ツールを導入したものの、結局使われていない」といった声も少なくありません。
AI活用において重要なのは、最新のツールを導入することそのものではなく、現場の業務を正しく理解し、効率化や生産性向上に結びつく形へ、その企業のノーハウやデータを整理し、データベース化することです。
札幌を拠点に、約40年にわたって企業のシステム開発や業務課題に向き合ってきたIT企業、株式会社デジック(本社:北海道札幌市、代表取締役:中村 真規)。時代の変化のたびに事業の形を見直しながら歩んできたデジックが考える、AI活用の本質とは何か。代表取締役・中村の視点から紐解きます。

逆境を乗り越えてきたデジックの原点
デジックの歩みは、決して順風満帆なものではありませんでした。時代の変化に合わせて、そのつど事業の形を見直してきた選択の歴史があります。創業当時、日本ではまだ「プログラムそのものに対価を払う」という考え方が一般的ではありませんでした。ソフトウェアの価値をどう伝えるか、それ自体が難しい時代だったのです。
そうした環境の中で、デジック代表の中村は、時代の流れを読みながら、ソフトウェアやデータ処理が秘める可能性にいち早く着目していました。思い描いていた事業構想が、社会環境の変化によって方向転換を迫られる場面もあったといいますが、その経験を経て、プログラム開発やシステム開発へと事業を広げていきました。
デジックは創業以来、一貫して札幌を拠点としています。中村はこれまで培ってきた人脈やネットワークを活かしながら、札幌にいながらも全国規模の市場と向き合う事業の形を築き上げてきました。地域に根ざしながらも、地域に閉じない視点。それがデジックの成長を支えてきました。
中村は、当時の感覚を「川の流れ」にたとえて説明します。
「時代の流れに逆らう仕事は、どれだけ努力をしても前に進みにくいもの。一方でコンピューター業界には、新しい技術が社会そのものを変えていく勢いがあった。同じ努力でも、はるかに大きな価値につながる可能性があった。」
この経験が、デジックの原点にある姿勢につながっています。時代の流れを読み、次に求められる価値を見極める。AI時代においても、デジックは技術そのものに飛びつくのではなく、企業の現場で本当に価値を生む活用方法を見極めることを重視しています。

約40年かけて培った「現場と技術をつなぐ力」
デジックは、データ入力、プログラム開発、システム構築、そしてDXまで、時代ごとに企業が直面するIT課題と向き合い続けてきました。長年のシステム開発を通じて求められてきたのは、技術力だけではありません。顧客企業の業務そのものを理解する力です。システムは、導入すればそれだけで成果が出るものではなく、現場の業務フロー、既存のシステム、社員一人ひとりの使い方に合致してはじめて価値を発揮します。
デジックは、企業の現場にある課題を聞き取り、業務の流れを整理し、実際に使われる形へと落とし込む経験を積み重ねてきました。この現場と技術をつなぐ力が、AI活用支援におけるデジックの強みとなっています。
新しい技術が登場するたびに古い仕組みをすべて捨てるのではなく、企業がこれまで蓄積してきたものの上に新しい技術を重ねていく。中村は、この考え方を大切にしています。変えるべきものと残すべきものを見極める。これは、幾度もの技術変化を経験してきたデジックだからこそ持てる視点です。
AI導入の第一歩は、ツールを選ぶことではない
企業がAI活用を検討するとき、最初に必要なのは「どのAIツールを導入するか」を決めることではありません。現場が実際に何に困っているのかを、正しく把握することです。業務のどこに時間がかかっているのか。どの作業が特定の担当者に依存し、属人化しているのか。どの情報が整理されないまま放置されているのか。こうした点を、現場の声から丁寧に洗い出します。そのうえで、AIを使うことで効率化できる業務、人が判断すべき業務、AIではなく既存システムや業務フローを見直した方がよい部分を切り分けていきます。
また、AIを導入する前に、社内の情報を整理したり、業務の手順そのものを見直したりする必要がある場合もあります。AIありきで考えるのではなく、解決したい課題から逆算する。デジックが目指しているのは、AIを導入して終わることではありません。現場の声を聞き、業務を整理し、既存のシステムやデータとの関係を確認する。そのうえで、AIをどの業務に取り入れるのかを設計し、実際に現場で使い続けられるところまで支援することです。
AIは「人の仕事を奪う存在」ではない
デジックは、AIを「人の仕事を奪う存在」とは捉えていません。人の仕事の質やスピードを高めるための道具だと考えています。AIが出した内容が正しいか、顧客や会社の事情に合っているか、そのまま使用して問題がないかを判断するのは人です。
「AIによって、人が必要ではなくなるわけではない。これまで作業そのものに使っていた時間を減らし、判断や提案、顧客との対話など、人にしか生み出せない価値に、より多くの時間を使えるようになる。」
重要なのは、AIを導入すること自体ではありません。業務の中でどう使えば実際の成果につながるのかを、具体的に考えることです。作業時間は短くなったのか。担当者の負担は減ったのか。顧客への対応は速くなったのか。これまで取り組めなかった仕事に、時間を使えるようになったのか。AIは、その目的を実現するための手段の一つに過ぎません。高機能なAIツールを入れることが、必ずしも正解ではありません。だからこそ、ツールの機能だけを見るのではなく、企業の業務を理解し、自社にとって本当に必要な活用方法を考えることが重要です。
デジックは、企業ごとの業務内容や抱える課題に合わせて、AIの活用方法を現実的に設計します。AIを特別なものとして遠ざけるのではなく、日々の業務を着実に改善するための実用的な手段として位置づけています。
「脱皮できない蛇は死ぬ」――AI時代に求められる、変わり続ける姿勢
中村が大切にしている言葉があります。
「脱皮できない蛇は死ぬ。」
デジックの歩みそのものが、思い描いた事業が方向転換を迫られた経験や、時代ごとの技術変化に直面しながら、そのたびに事業の形を見直してきた歴史でもあります。企業は、一度成功したやり方に固執するのではなく、環境の変化に合わせて変わり続ける必要があります。ただし、その変化とは、流行に飛びつくことを意味しません。自社や顧客にとって本当に必要なものを見極め、それを現実の業務へと落とし込んでいくことです。
AI時代においても、企業に求められているのは、AIを導入すること自体ではありません。AIを活用して、業務や組織をより良く変えていく力です。それを見極めたうえで、必要な変化を選ぶこと、それが今求められていることです。
札幌から、地域企業の「AIはじめの一歩」を支える
AIは、首都圏の大企業だけのテーマではありません。地域企業にとっても、いまや重要な経営テーマとなっています。人材不足や業務効率化という課題を抱える企業にとって、AIは生産性向上に向けた大きな可能性を秘めています。
一方で地域企業には、「相談できる相手がいない」「自社に合った活用方法がわからない」という課題もあります。デジックは、札幌を拠点に、地域企業の業務課題や現場に寄り添いながら、AI活用を支援していきます。現場の声に耳を傾け、業務を理解し、既存の資産を活かしながら、生産性向上につながるAI活用を伴走支援します。
約40年前、時代の流れを読み、コンピューターの可能性に懸けて始まったデジック。技術が変わっても、デジックが大切にしてきたことは変わりません。現場の声を聞くこと。顧客の業務を理解すること。今あるものを活かしながら、新しい価値を重ねること。そして、必要なときには、自らの形を変えること。「脱皮できない蛇は死ぬ」。その言葉は、変化を恐れずに歩んできたデジック自身の歴史であると同時に、AI時代を迎えたすべての企業へ向けた問いかけでもあります。
札幌から、地域企業のAI活用と業務変革を支えるために。デジックは今、お客様とともに、次の脱皮へ向けた一歩を踏み出しています。
行動者ストーリー詳細へPR TIMES STORYトップへ