【第2回】“卵の薄皮”の価値を再定義し、当たり前の日常に溶け込むプロダクトを創り出す。代表が語る新経営体制の真意とは
上場準備の重圧から学んだ「財務健全性」の確保と、信じて任せる「自立・自律型組織」への組織改革
身近な存在でありながら認知されていない未利用資源「卵殻膜」の価値をいち早く見出し、事業を拡大し続けてきた株式会社アルマード。2026年6月23日より新たなリーダーシップのもと、大きな変革のスタートを切りました。
市場環境や社会構造が急速かつ複雑に変化を続ける中、同社はなぜ今、新体制へと移行し、どのような未来を描こうとしているか、代表取締役社長の蕨 博雅氏に全2回の特別インタビューを行いました。
第2回となる今回は、新経営体制の”3本の柱”のうち「財務健全性」の確保と「組織改革」、そして同社が最終的に目指すプロダクト像と未来への展望についてご紹介します。
(第1回「新経営体制”3本の柱”と、未来を切り拓く「成長投資」とは」記事はこちら)

蕨 博雅 代表取締役社長
【アルマード新経営体制の”3本の柱”】
- 成長投資(研究開発の強化):未来の市場を切り拓く強固な軸である「エビデンスの構築」のため、研究開発への先行投資を大幅に強化する。
- 財務健全性の確保:代表自身の公認会計士としての専門性に加え、数字の背後にある「現場のリアル」を見つめた健全で規律ある経営体制をつくる。
- 組織改革(自立・自律型組織):社員が失敗を恐れず仕事に「没頭・没入」できる環境と文化をつくる。
2:上場の重圧を乗り越え見えた、数字の先にある「現場のリアル」と「財務健全性」の確保
私はもともと公認会計士としてのキャリアを歩んできました。そのため、経営の渦中に飛び込んだ当初は「財務や会計・数値管理の分野は自分の専門領域である」という自負がありました。しかし、その甘さや青さを根底から打ち砕かれたのが上場準備責任者として突きつけられた凄まじい重圧とプレッシャーでした。
小さな企業であった当社が上場に踏み切った背景にあるのは、上場というゴールそのものではありません。私たちが確信を持つ「卵殻膜」素材の価値に確固たる信頼性を獲得するための決断こそが、上場という挑戦だったのです。
しかしその挑戦は生半可なものではありませんでした。実際に上場準備のプロセスへ入ると、待っていたのは膨大な規程類の作成や内部統制の構築、緻密な監査対応や証券審査でした。
上場は上場準備責任者一人で成し遂げられるものではありません。新たなルールや業務プロセスについて、社員の理解を得ながら、皆で新しい仕事の進め方を定着させていく必要がありました。
この経験から財務諸表上の数字を分析するだけでは見えてこない、「数字の背後にある現場のリアル」を感じました。数字の裏側には、顧客と向き合う社員一人ひとりの試行錯誤や工夫、挑戦があります。そして、そうした日々の行動の積み重ねが、最終的に財務数値という結果になって表れます。だからこそ経営にとって大切なのは、数字を見て指示を出すだけではなく、社員が「もっと良くしたい」「これをやってみたい」と自ら考え、互いの知恵を持ち寄り、行動できる環境をつくること。このような環境づくりを経営の業務執行で大事にしていかねばならないと考えています。
私は自らの強みである財務の知見を確固たる安全装置として活用しつつも、決して数字だけに捉われることのない経営を行っていきたいと考えています。現場の泥臭いリアルを自ら体感しているからこそ、それを経営数字と緻密に結びつけたうえで、確かな言葉で会社が進むべき方向性を示しながら果敢な成長投資を進め、その土台となる財務基盤を揺るぎないものにし、規律ある経営を徹底してまいります。
3:信じて任せる「自立・自律型組織」へ。すべては社員の“幸福”のために
当社は現在、「直販(EC通販)」「TV通販」「外販(店頭流通・OEM事業)」3つの事業を展開しています。商慣習も成功の方程式も異なるそれぞれの領域で、確かなノウハウを持つプロフェッショナルたちが事業を力強く牽引してきました。だからこそ私は、各分野の専門性に過度に関与するのではなく、権限を委譲して彼らの力を最大限に解き放つことで経営全体を俯瞰し、会社が突き進むべきビジョンをブレない言葉で示し続けることが使命だと考えています。
どれほど素晴らしい素材があっても、それを形にして世に送り出すのは「社員一人ひとりの情熱とアイデア」に他なりません。めまぐるしく変化する市場環境において、当社は従来の経営陣による判断に重きを置く組織体制から、社員自らが考えて動く「自立・自律型組織」への転換を推し進めています。
会社の目指すビジョン(Why)を共有した上で、現場に大きな実行権限を委譲する。そこには「失敗を恐れずに挑戦してほしい」という強い想いがあります。「任せる」とは決して放任ではなく、メンバーを深く信頼し、挑戦のための環境や心理的安全性を整え、責任は経営陣が負う覚悟を持つことです。
この構造をつくる真の目的は、従業員の幸福を追求することに他なりません。
もちろん、働きやすさやワークライフバランス、子育てや介護等といった生活との両立や支援は非常に重要な視点であり、当社でも制度や環境のアップデートには日々取り組んでいます。しかし、それらは安心して働くための「前提条件」であり、組織づくりにおける最終的な「目的」そのものではありません。
私が考える“仕事における本当の幸福”とは、環境の快適さ以上に「失敗を恐れることなく、目の前の仕事に深く没頭・没入できること」にあると考えています。「自分が信じたアイデアを現場で試行錯誤できる」「失敗してもリカバリーできる」「挑戦を経営陣が背中で支えてくれている」という心からの安心感があって初めて、人は自らの発想や情熱を100%注ぎ込み、夢中になって目の前の課題に向き合うことができます。
新体制では、現場の自律性を最大限に解き放つことで、誰もが仕事に没頭し圧倒的な自己成長と達成感を実感できる熱量あふれる組織をつくり上げていきたいと考えています。
未来へ:人々の「毎日の習慣」に溶け込み、新しい“当たり前”を届ける
未利用資源に新たな価値を与え、高機能なバイオマテリアル素材へと進化させる「卵殻膜のアップサイクル」。科学の光を当てることで、その価値は無限に広がっていきます。
私たちが全社を挙げて最終的に目指しているのは、「人々の『毎日の習慣』に溶け込む商品づくり」です。
トレンドや話題性を狙ったものではなく、人々の暮らしに深く根を張り、ふと気づけば生活から切り離せない存在となっていること。そうして時代を超えて積み上げられた価値こそが、どのような環境の変化にも揺るがない真の強みになると考えています。
私たちが研究を重ねる「卵殻膜」には、時代を越えて人々に新しい発見と驚きを与え続ける稀有な力が眠っています。そのポテンシャルを科学の力で解き明かし、日常に溶け込みながらも美と健康に寄り添い人々の豊かな毎日に貢献できるプロダクトを提供できるよう、これからも挑戦を続けてまいります。
そのために、研究開発への投資で妥協のない本物の価値を生み出し、現場を見つめる財務基盤で挑戦の土台を支え、没頭できる自立・自律的な組織を整えることを”3本の柱”とした新経営体制のもと全社一丸となって、時代を超えて愛される「新しい“当たり前”」を創り続けます。これからの株式会社アルマードの挑戦に、ぜひご期待ください。
■「卵殻膜(らんかくまく)」について
卵殻膜に秘められた驚くべき力と、当社の研究についての詳細は、スペシャルページをご覧ください。
卵殻膜のチカラ LONG LIFE BEAUTY
■株式会社アルマードについて
健康と美しさをもたらす「卵殻膜」が持つパワーの可能性についていち早く着目し、「CELLULA(チェルラー)」「CELLULA FALCO(チェルラー ファルコ)」「Orphe(オルフェ)」「TO-Ⅱ(ティーオーツー)」「Ode(オーディ)」「ODE MODE(オーディモード)」「Ⅲ型(サンガタ)」「AMF(アマフ)」「Nom-lab. PROTEIN(ノムラボ プロテイン)」のブランドで化粧品・健康食品を展開しています。
■会社概要
株式会社アルマード
代表者:代表取締役社長 蕨 博雅
事業内容:自社ブランド化粧品・サプリメントの企画・開発・販売ならびにOEM(受託製造)の企画・開発・製造
住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町4-6-2 菱華ビルディング7階
URL: https://www.almado.co.jp/
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