“卵の薄皮”の価値を再定義し、当たり前の日常に溶け込むプロダクトを創り出す。代表が語る新経営体制の真意とは【第1回】

新経営体制”3本の柱”と、未来を切り拓く「成長投資」とは

身近な存在でありながら認知されていない未利用資源「卵殻膜」の価値をいち早く見出し、事業を拡大し続けてきた株式会社アルマード。2026年6月23日より新たなリーダーシップのもと、大きな変革のスタートを切りました。市場環境や社会構造が急速かつ複雑に変化を続ける中、同社はなぜ今、新体制へと移行し、どのような未来を描こうとしているか、代表取締役社長の蕨 博雅氏に全2回の特別インタビューを行いました。


第1回となる今回は、新経営体制の全体像である”3本の柱”と、その筆頭である「成長投資」の重点「研究開発の強化」にかける強い想いに迫ります。



■未利用資源である卵の薄皮「卵殻膜」に光をあてる。

蕨氏が語る、新体制発足の真意と挑戦

当社はこれまでお客様や株主の皆様、パートナー企業の皆様に支えていただきながら、「卵殻膜」の価値を世のため人のために広げたいという信念をもとに一歩一歩確実な歩みで事業を拡大してまいりました。

しかし今、私たちが直面している市場環境の変化や顧客ニーズの多様化は、過去の延長線上にある打ち手だけでは追いつかないほどのスピードで進んでいます。現状のビジネスモデルの磨き込みだけに留まっていては、企業としての伸びしろを狭めてしまう。次の10年20年先を見据え、社会から真に求められ続ける存在であり続けるためには、私たち自身が恐れずに脱皮し、構造改革を断行する必要があると決断いたしました。その意思表明として打ち出したのが、今回の新経営体制です。

単なる組織の若返りや表面的なスローガンで終わらせるつもりはありません。卵殻膜の持つ機能性を軸とした持続的な企業価値の向上と社会への価値還元を高度に両立させるため、私たちは以下の”3本の柱”を軸に、全社一丸となって新たな挑戦へと踏み出します。

【アルマード新経営体制の”3本の柱”】

  1. 成長投資(研究開発の強化):未来の市場を切り拓く強固な軸である「エビデンスの構築」のため、研究開発への先行投資を大幅に強化する。
  2. 財務健全性の確保:代表自身の公認会計士としての専門性に加え、数字の背後にある「現場のリアル」を見つめた健全で規律ある経営体制をつくる。
  3. 組織改革(自立・自律型組織):社員が失敗を恐れず仕事に「没頭・没入」できる環境と文化をつくる。


1.未来の価値を生み出す、攻めの「成長投資」 

エビデンスという名の「信頼」を積み上げる挑戦のための研究開発強化

食品として日本で日常的に消費される「卵」。その一部である卵の殻や、殻の内側にあるわずか0.07ミリの薄い膜「卵殻膜(らんかくまく)」は、未利用資源として扱われてきました。

しかし「卵殻膜」はコラーゲンやヒアルロン酸、アミノ酸などを豊富に含み、まさに生命を育むための天然のバイオカプセルとも言える高機能成分の宝庫です。

この素材は、単なる美容成分の枠にとどまらない。科学の力で裏付けを行えば、世界中の人々の健康や医療、地球環境にまで貢献できるバイオマテリアル素材(※)になる。これこそが、私たちが取り組むべきアップサイクルの理想的な姿だと考えます。


※バイオマテリアル素材とは、医療や美容、環境分野などで人体や生体に直接的または間接的に使用される天然または合成の素材のこと

<画像はイメージです>


卵殻膜には古くから、傷口に貼ると治りが早くなるという伝承的な知見がありました。その歴史は極めて古く、16世紀の中国の代表的な薬学書『本草綱目』にも記載が残されているほどです。日本国内においても、相撲部屋の力士やプロレスラーたちが怪我のケアに用いるなど、伝統的な民間療法として長年受け継がれてきました。

当社は「卵殻膜の持つ力を科学で解明し、世界中の人々の美と健康に役に立つ発見を届けたい」という想いから、『世界の人々の人生に健康と美しさをもたらす 卵殻膜とバイオテクノロジーで。』を企業理念とし、2000年に創業しました。

独自の視点で卵殻膜の可能性に賭け、未開の領域であった「商品化」を叶えたことから化粧品や健康食品としての事業を拡大するとともに、2007年より東京大学を始めとした複数の共同機関との研究実績を重ねてまいりました。

当社が共同研究で導き出した大きな発見のひとつは、2018年に「卵殻膜が皮膚上でⅢ型コラーゲンの産出を高めることを証明」した研究にあります。(出典:https://link.springer.com/article/10.1007/s00441-018-2954-3

そして現在は「肌」への効果にとどまらず「骨」「肝臓」「腸内細菌」など、身体へ及ぼす発見についても複数のエビデンスが蓄積されています。

卵殻膜には、我々だけでなく研究機関の先生方も驚かれる「想像を超える力」が眠っています。当社は創業から26年目を迎えますが、たったひとつの素材しか扱っていないにも関わらず研究を進めるたびに新しい発見や出会いに驚かされる、高いポテンシャルにあふれた新しい資源であると確信しています。

本当に優れた素材だからこそ、「なんとなくお肌に良さそう」で終わらせたくない。大学や研究機関との共同研究を通じて厳密な臨床データを取得し、グローバルスタンダードに耐えうる「科学的根拠(エビデンス)」を確立する。これこそが、素材の可能性を本当の意味で解き放つ唯一の道だと確信しました。


新体制では研究開発への投資を強化しますが、これは決して短期的な収益を追うための製品改良にとどまりません。5年後、10年後の市場の芽となる基礎研究や、事業の核となるコア技術の高度化に対して、先手を打って資金と優秀な人材を投入していきます。

また、既存事業の強化だけでなく、研究開発の現場から生まれた新しいアイデアや要素技術製品化や事業化への投資も積極的に行うつもりです。単なる「規模の拡大」を目指すのではなく、高い収益性と社会課題の解決を高度に両立できる領域を見極め、集中的にリソースを注ぎ込むことで、未来の当社を牽引する強固な事業の柱を育て上げてまいります。


【第2回「上場準備の重圧から学んだ『財務健全性』の確保と、信じて任せる『自立・自律型組織』への組織改革」の記事はこちら



■「卵殻膜(らんかくまく)」について

卵殻膜に秘められた驚くべき力と、当社の研究についての詳細は、スペシャルページをご覧ください。

卵殻膜のチカラ LONG LIFE BEAUTY


■株式会社アルマードについて

健康と美しさをもたらす「卵殻膜」が持つパワーの可能性についていち早く着目し、「CELLULA(チェルラー)」「CELLULA FALCO(チェルラー ファルコ)」「Orphe(オルフェ)」「TO-Ⅱ(ティーオーツー)」「Ode(オーディ)」「ODE MODE(オーディモード)」「Ⅲ型(サンガタ)」「AMF(アマフ)」「Nom-lab. PROTEIN(ノムラボ プロテイン)」のブランドで化粧品・健康食品を展開しています。 


■会社概要

株式会社アルマード

代表者:代表取締役社長 蕨 博雅

事業内容:自社ブランド化粧品・サプリメントの企画・開発・販売ならびOEM(受託製造)の企画・開発・製造

住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町4-6-2 菱華ビルディング7階

URL: https://www.almado.co.jp/






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