圧倒的な知名度を誇る地方新聞社×採用支援ベンチャー企業。異色タッグが挑む「社長の本音」を届ける採用ブランディングとは

この度、株式会社チームフォワードは、企業の「経営TOP」にフォーカスした採用ブランディング企画を、静岡新聞社様と共同開発しました。


派手な企業紹介動画ではなく、社長の頭の中にある「本音」を丁寧に言語化していく——そんな商品にたどり着くまでの経緯と想いを、静岡新聞社の岩上さんと、弊社 竹田の対談形式でお届けします。





数あるパートナー候補の中で、なぜ静岡新聞社に声をかけたのか

竹田:一番は、顧客志向が強くて、真剣にお客さんのことを思ってやっているところと組みたいと思っていたんです。岩上さんとは、もともと「静岡人事サロン」を共同運営していた経験もあり、事業に真摯に向き合う方であることは存じ上げていましたので、この企画を思いついたときにパッと思い浮かんだのが岩上さんでした。


岩上:声をかけていただいたときは、率直に嬉しかったですね。4〜5年前から、静岡の採用や就職をもっとよくしていこうと熱く語り合っていましたし、一緒に何かやりたいという話は以前からしていたんですよね。でも、お互い忙しかったり、対象とする領域がなかなか被らなかったりで、機会がありそうでなかった。だから今回、ようやく共同で取り組みができるとなって、「ついに!!」と思いました。


竹田:静岡新聞社さんのような大きな企業に相手にして頂けるかドキドキしていたので、そう思っていただけて嬉しいです。自社単独ではなく、パートナーシップを組んだ目的として、現実的なリソース不足がありました。ビジョンはあっても、弊社はまだまだ零細規模です。それをどう解決しようかというのが最初にあったのもありますね。


少し遠回りな言い方になってしまいますが、採用にどれだけ人と時間を使えるかが重要だということは、採用担当者は分かっていても、経営層には、感覚的にピンとこない。実際にはかなりギリギリの状態で運用していたとしても、実務に関与していない経営者から見れば、数字がマイナスになっていなければ「今の状態で十分回ってるよね」で終わりやすいんです。

実は、これは岩上さんと一緒にやっていた「静岡人事サロン」で痛感したことなんです。当初は、静岡の人事どうしがノウハウを共有しあうことでリテラシーを上げていくことを目的に立ち上げたコミュニティだったのですが、実際にコミュニティで語られるのは、「私たちは分かってるんですけど、会社が…」ということが多かったんです。


この問題を解消するためにも、経営トップにアプローチしていくことがチームフォワードがやるべき仕事だと思ったんです。


ただ、経営トップと接点を持つには社会的な信頼やネームバリューがないと難しい。悔しいですが、創業4年の弊社にはまだまだ社会的な認知度がありません。そこで、静岡新聞社さんの力をお借りすることで、この課題の解決を実現したいという想いがありました。



これまではどんな課題があったのか?

岩上:弊社の従来のビジネスモデルは、プロダクト販売が中心だったんですが、クライアントが本当に求めているのは、困っていることを解決するために伴走してほしい、という時代になってきていると感じていて。いわゆる、モノよりコトですよね。弊社の採用支援というと、合同説明会のブースのように「枠組み」を提供して、中身はお客様自身で、というやり方が主流でした。


でもそうじゃなくて、お客様の成功要因、中身そのものに自分たちが関わっていく必要がある。そう考えて、働く人の価値観や想いを取材して記事にする目的で立ち上げたのが、今の「しずおか仕事図鑑」なんです。求職者側が、生の表情や働く手触り感といった、企業の解像度をもっと高くするには、いろんな媒体のかたちでコンテンツを出していく必要があるんですが、文字だけで再現していくとなると、難しいことも多くて。


竹田:「伴走する」というお話でいうと、チームフォワードは今年で創業丸4年になり、去年の実績だと、支援先の86%で採用が成功しているという実績も出せてきているんです。「伴走」という考え方が、ようやくフレームとして機能してきたと感じていて。


一方で、伴走できる人をもっと増やしていかないといけないとも思うんです。そういった方が増えていけば、静岡県内でもっとマッチングできる会社が増えるはずなんです。弊社内でコンサルタントを増やすことも大事だけど、0から育てるのはすごく時間がかかります。だからこそ、しずおか仕事図鑑や求人メディアの営業さんだったり、お客さんの成果を真剣に考えている方々と一緒にやっていくことは、一つの近道になる気がしています。


岩上:竹田さんがおっしゃるように、静岡・沼津・浜松にそれぞれ営業がいるので、静岡県における人事部門への伴走という点でいえば、リソースはあるんです。今後、お客様の成果を、より戦略的に考え抜ける営業メンバーを増やしていきたいと考えています。だからこそ、チームフォワードさんと組むことで、伴走を進めるためのノウハウも切磋琢磨して作っていきたいなという想いもあります。



お互いの課題感がかみ合ったと確信した瞬間は?

竹田:課題解決型営業という、営業スタイルを変えていかないといけないというところが、今回提供できる価値かなと思っています。一つの商品を共同で作っていくプロセスの中で、そういうやり方が広まっていけば嬉しいなという思いがありますね。


岩上:商品の作り方自体を、今回初めて変えているんです。これまでは、まず企画を考えて、それを営業が売りに行くという役割分担が普通でした。でも今回は、営業も一緒に商品の企画に携わるかたちを取っています。営業が売りたくなる商品というのは、現場の声に一番近い営業が、これは売れるなと感じたものじゃないですか。直接お客様の声を聞いている現場の声って本当に重要なんですよね。


竹田:自分も元々営業出身なので、営業が売りたい商品と売りたくない商品で売れ行きがまったく違うのはよく分かります。誰かひとりが売れていると、「なんであれ売れるの?」と波及していって、何倍にも売れるようになったりするんですよね。それは会社員時代に自分も体感しているので、今回の企画会議でも、営業さんが楽しそうに話しているか、売ってみたそうにしているかを意識しています。


社長に絞った動画というアイデアは、どうやって生まれた?

竹田:採用ブランディングって最近よく言われますが、平たく言うと「もっと自社のことを知ってもらおう」という活動だと思っています。労働力供給不足の時代は既に始まっていて、企業が人を選ぶ時代から、人が企業を選ぶ時代に変化しています。だから企業は選ばれなきゃいけない。選ばれるためには、当然「うちの会社こんなにいいんですよ」というアピールが必要ですが、本格的に採用が難しくなったのはここ数年なので、そういう感覚を持った会社がまだまだ少ない。採用市場の実態に対して、地方企業の意識が追い付いていないという危機感を強く感じています。「採用ブランディングに着手しませんか?」と提案すると「いつかはやりたいよね」という回答が圧倒的に多い。これでは、情報感度が高い首都圏企業との差はさらに広がるばかりです。


誰が会社のお金の使い方を決定するかというと、経営者じゃないですか。だから、まずはこの実態を経営者の方に一番気づいてほしいという思いがありました。


もう一つは、採用ブランディング的なことをやると、時間もお金もかなりかかる。だから着手しづらいという気持ちも理解できるんです。

だったら、大きな費用をかけずに、経営者が採用ブランディングの良さを実感できる商品を創ろうと思ったんです。これまでに1000社以上の企業に訪問していますが、ほぼ100%の企業で、社長の人柄や考え方は組織風土に影響しています。

そして、求職者が最も“知りたくて知れない”情報はまさにこの組織風土です。給与や休日といった定量的な情報は求人票を見れば分かりますが、自分に合う組織風土か否かを判断できる情報を発信できている地方企業は非常に少ない。


「経営者の本音」にテーマを絞ることで、比較的安価に採用ブランディングの一歩目を踏み出してもらえるんじゃないかと思ったんです。


岩上:社長・経営者にスポットを当てるのすごくいいなと思ったのが、しずおか仕事図鑑のコンセプトでもそうなんですけど、社長がお話しする話って嘘がないんですよね。社長ってその会社の顔だし代表だから、その風土を作っているのは社長だと思う。しずおか仕事図鑑では社長インタビューも従業員インタビューもするんですが、社長が話しているから従業員のこういう発言があるんだな、というのが分かるように、立体的にコンテンツを並べることで、より企業の解像度が上がる。仕事を探す人たちに、いい形で届けられるんじゃないか。そう考えると、社長へのインタビューはどんどんしていくべきだというところに、すごく共感しました。



一番議論が白熱したテーマは?

竹田:社長の本音をいかに外に出していくこと、ですかね。誰がどうやってその動画を作っていくか、というプロセスへのこだわりが、静岡新聞社さんから強く感じられました。ただ動画を撮って終わりにしたくない、作ればいいわけじゃない、という想いの表れなんだなと感じましたね。やはり、パートナーとして静岡新聞社さんにお声がけして良かったと思った瞬間でした。


岩上:よくYouTubeとかで上がっている会社紹介って、どちらかというと業態やビジネスモデルを紹介する30分くらいの動画が多いと思うんです。でも今回共同開発した動画は、社長が考えていることや目指しているものといった、「人」に焦点を当てています。なんでそう思ったのか?を深掘りして、社長の頭の中を言語化していくというところに非常に重きを置いています。商品の話になると、どういう契約にするかとか売り上げの配分をどうするか、という話から入ることも多いんですが、今回はそれを一旦置いておいて、中身にフォーカスして話し合ったのが特徴だったかなと思いますね。



この共同開発した企画で、静岡の採用や企業をどう変えていきたい?

岩上:その企業を形作るのは社長の影響が大きいと思います。社長の考えを動画で出すことによって、採用だけでなく「この会社は、こんな思いでこういう事業してるんだな」と、周りの企業に知ってもらうことも大事なのかなと思います。「自分もこんなこと話してみたい」と伝播していくことが、この企画の価値かなと。もう一つは、こういった動画は、社外だけでなく社内にも影響があるはずなんですよね。しずおか仕事図鑑もそうですが、記事を出すと社外はもちろん、意外と社内の人も見ていたりするんですよ。今回の商品を通して、社内外問わず、企業の解像度を上げることで、双方にとっていい循環を作っていけたらいいなと思います。


竹田:静岡の採用を、点から線にしていきたいですね。今まで採用って、人が欲しいとなったら求人広告を使う、ダメだったらエージェント、次はダイレクトリクルーティング…のように、手法を切り替える「点」のやり方でした。でも、どの手法も、働きたい人と企業をつなぐ媒介手段でしかありません。昨今の市場環境では、採用を点で考えると、比較的すぐに八方ふさがりの状況になりがちです。また、求職者側の視点に立つと、あるタイミングで突然転職を検討するものではなく、キャリアチェンジは常に選択肢のひとつに置いておくもの、に変化しつつあると感じています。そのような時代においては、まずどういう企業かを知ってもらって、1週間後か1カ月後か1年後か分かりませんが、求職者一人ひとりの然るべき人生のタイミングで応募したいと思ってもらう。そういう「線」で考えていくことが必要だと思ってるんです。この商品を通して、採用を点から線に変えていくという気づきを与えていけたらいいなと思っています。




経営者、採用担当の方に一言

竹田:この商品を導入するかどうかの前に、まずは「点から線」という採用の考え方を知ってほしいなと思います。ぜひそういう話をしに行かせてください!


岩上:経営者さんとお話をしているとすごく面白いですし、学びが多いんですよね。人事の方も「うちの社長のこの考え、すごく面白いのに社内だけにとどまっているのはもったいない!」と感じることはありませんか?

そういった「自社の想いや考え方を世に届けたい!」という方は、ぜひ一歩踏み出して発信いただけたら嬉しいです。お待ちしております!


「経営トップの本音」特設サイト:https://candid-yeot-712573.netlify.app

しずおか仕事図鑑:https://www.shizuokashigoto.com/

株式会社チームフォワードHP:https://teamforward.jp/







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