第1号ファンドから、いまへ。TECROWDのファンドづくり、その歩みを振り返る

ファンドには、募集開始から償還まで、さまざまな段階があります。ファンドを組成し、出資を募り、運用し、償還までを丁寧に行うこと。それが、TECROWDを運営するTECRA株式会社の役割です。
2021年4月に第1号ファンドの募集を開始してから、5年余りが経ちました。今回は、サービスの立ち上げ期から携わってきたメンバーとともに、これまでのファンド運営を振り返りながら、TECROWDが大切にしてきたことや、今後の思いを紹介します。
参加メンバー
- システム担当:サービスの立ち上げ期から、システム関連業務やファンド募集に携わる
始まり:第1号ファンドに向けて
システム担当が入社した2020年、TECROWDはまだサービス開始に向けた準備段階にありました。
システム担当:市場を調べながら、どんなサービスにするかを検討していた時期でした。第1号ファンドの募集開始に向けては、システムと契約書の準備を同時に進めていました。
当時は、不動産クラウドファンディング向けの既製のシステムがまだ少なく、TECRAは外部のシステム開発会社と協力し、独自のシステムをゼロから開発する道を選びました。
システム担当:最初は手間もコストもかかりました。でも、自分たちで開発したからこそ、募集方式の見直しなど大きな変更にも柔軟に対応できるようになりました。投資家の皆さまにとって、より使いやすいサービスにするための改善を進めやすいことは、大きなメリットです。いま振り返ると、あのときの選択は大きかったと思います。
運用期間:さまざまなファンドタイプへの対応
TECROWDのファンドは、賃料収入を定期的に分配する「インカムゲイン型」と呼ばれるタイプから始まりました。その後、対象不動産の売却益を分配する「キャピタルゲイン型」と呼ばれるタイプや、その二つを組み合わせたタイプなど、サービス開始からの数年間で、ファンドの種類は大きく広がっていきました。
システム担当:新しいタイプのファンドを組成するときには、契約内容や運用方法など、検討・確認すべきことが数多くありますし、システムの改修が必要になることもあります。さまざまなタイプのファンドに対応できるようになるまでは、特に苦労の多い時期でした。
こうして、さまざまなタイプのファンドを提供しているTECROWDですが、ファンドの募集が終了し、運用が始まってからも、多くの業務が続きます。対象不動産を適切に運用し、収益を確保していくことはもちろん、その運用状況を投資家の皆さまに正確にお伝えすることも重要な仕事の一つです。
システム担当:運用が始まった後も、開発レポートや現場レポートを通じて、ファンドの状況を定期的にお伝えしています。数字は必ずダブルチェックしていますし、レポートの内容に不正確な点がないかも確認しています。一つひとつのご報告が、投資家の皆さまに運用状況をご理解いただき、信頼していただくための大切な情報だと考えています。
償還:不安の声から、信頼の言葉へ
TECROWDは、海外不動産を対象としたファンドから始まりました。サービス開始当初は、海外不動産への投資についての不安の声をいただくこともありました。
システム担当:TECROWDのサービスを立ち上げた頃は、少人数で運営していました。いまの代表をはじめ、当時は社員全員が問い合わせの電話に出ていて、投資家の皆さまと直接お話しする機会も多くありました。そのなかでも、投資家の皆さまから直接いただいた「期待している」という言葉は、いまも記憶に残っています。
投資家の皆さまからの反応に変化を感じた出来事の一つが、初めての海外ファンドの償還でした。
システム担当:償還を迎えた前後で、投資家の皆さまの受け止め方が変わってきたように感じました。その後も継続してご出資くださる方や、アンケートで「信頼している」という言葉をくださる方が多くいらっしゃいます。直接お会いする機会が少ない仕事だからこそ、そうしたお声をいただけることは、大きな励みになっています。
次へ:投資判断に必要な情報を届けるために
TECROWDでは、投資家の皆さまへの情報開示の充実にも取り組んできました。現在は、出資前の方や会員登録前の方にもご覧いただけるよう、開示資料や現場レポートを公開しています。
システム担当:まずは情報をご覧いただき、内容をご理解いただいたうえで、投資するかどうかを判断いただきたい。その思いで取り組んでいます。レポートやお知らせを適切なタイミングで分かりやすくお届けすることも、ずっと大切にしてきました。「事務局が丁寧」という声をいただけたときは、うれしかったですね。
第1号ファンドから5年余り。いまの仕事について、システム担当はこう話します。
システム担当:社会人になってから、いまがいちばん仕事が面白いと感じています。これからも楽しく仕事を続けていくためには、投資家の皆さまから信頼していただけることが何より大切だと思っています。だからこそ、日々の仕事を一つひとつ丁寧に続けていきたいですね。
これまでの取り組みを、これからも
第1号ファンドの募集開始から現在まで、TECROWDでは、ファンドの組成・運用や情報提供の方法など、さまざまな改善を重ねてきました。これからも、そうした取り組みを続けていきます。
システム担当:第1号ファンドの頃と比べると、ファンドの種類も増え、サービスの内容も大きく変わりました。それでも、投資家の皆さまに正確な情報をわかりやすくお届けすることや、安心してご利用いただける環境を整えることの大切さは変わりません。これからも、一つひとつの仕事を丁寧に積み重ねていきたいと思います。
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