おいしさが未来の豊かさにつながるクリスマス 広島アンデルセン「シュトレン・カフェマロン」誕生(11/1~)

世界中のコーヒー農園を訪れて買い付け、特別な品質のコーヒーを届けているOBSCURA COFFEE ROASTERS。広島アンデルセン(株式会社アンデルセン)との協業で、サステナブルな視点から生まれたシュトレンが11月1日に誕生しました。その開発秘話を紹介します。
【話し手】
OBSCURA COFFEE ROASTERS 岡本氏(写真左)
株式会社アンデルセン 広島アンデルセン ベーカー長 平岡憲治(写真右)
広島アンデルセン 企画 久保原由美(写真右から2人目)
広島アンデルセン 企画 塚本陽子(写真右から3人目)
どのようなご縁があり、共同開発に至ったのでしょうか
久保原(広島アンデルセン)
OBSCURA COFFEE ROASTERS様との出会いは、東京の青山アンデルセンがあった頃、コーヒーとパンを楽しむワークショップをしたことがはじまりでそれから10年以上のおつきあいがあります。当時は、東京にこんなこだわったコーヒーを届けている方たちがいらっしゃるんだと驚き、私たちのパンと一緒に楽しむという提案力も変わっていったというのを強く覚えています。
岡本氏(OBSCURA COFFEE ROASTERS)
広島で育った私にとってもアンデルセンは幼少期から身近な存在で、広島のランドマークである広島アンデルセンと一緒に何かできたらという思いが、原点にはあり、うれしかったです。
塚本(広島アンデルセン)
従業員向けにコーヒーのおいしい淹れ方教えていただいて、一番印象的だったのがお湯を入れるスピードで味が変わるということでした。ワークショップやアンデルセンのオリジナルブレンドを制作いただく中で、コーヒーの奥深さだけでなく食卓の楽しみを広げる価値を共有させていただいたように思います。

「シュトレン・カフェマロン」に使用しているコーヒー豆「インパーフェクトブレンド」について教えてください
岡本氏(OBSCURA COFFEE ROASTERS)
「インパーフェクトブレンド」は、焙煎後の色彩選別で弾かれる豆のことです。数年前に品質維持のために色を判別する機械を導入したのですが、基準を満たさない豆が一定量どうしても出てきてしまうことが私たちの課題でした。「インパーフェクトブレンド」はそういった豆を使い切ろうという考えで生まれたものです。実は、コーヒー豆は非常に面白い農作物で、無駄になるところがほとんどありません。加工の過程で除去される果肉や殻、剪定する枝までも、現地では燃料や肥料になります。私は生産地へ年4、5回足を運ぶんですが、そういった大切にするモノづくりを現地で見てきたからこそ、ロースターとしての責任を果たしたいと思ったのが出発点でした。私たちは当たり前のようにコーヒーを飲んでいますが、それを支えているのは、想像を絶するほどの手仕事の中で、一つひとつ大切に加工されてきたものであるということを知ってほしかったというのもあります。工業製品のように均一であることに価値を置くのではなく、採れる場所や年によって色んな豆の味わいがあるように、味わいのうつろいも楽しんでもらうコーヒー豆ですね。

インパーフェクトブレンドの豆

生産国ルワンダの様子。1日で辿りつけないこともあり、途中寝食をともにしながら現地の生産者の方とコーヒー豆を見に行く。
「シュトレン・カフェマロン」はどのように生まれましたか
平岡(広島アンデルセン)
この春、OBSCURA COFFEE ROASTERSのコーヒー豆を使ってスイーツを開発した際、岡本さんから「インパーフェクトブレンド」について教えていただき、いつか使ってみたいと思っていました。そんな中、毎年限定でシュトレンを作っているのですが、1年でいちばんヒュッゲなひとときに、今年の活動の軸としてきた生産地・広島の魅力を「おいしさ」としてお届けしたいという思いがあったこと、また、コーヒーを使ったシュトレンはあまり見かけないこともあり、「インパーフェクトブレンド」を取り入れてみようと。
モンブランにコーヒーがよく合うように、コーヒーとマロンを組み合わせれば、おいしいシュトレンになるのでは——。そこが企画の出発点です。
使用するコーヒーは、エスプレッソくらい細かく砕き、高温のミルクで一晩寝かせて抽出しています。風味を加えるため、コーヒー豆そのものも少し加えました。マロンはどちらかというと甘みが平坦なので、コーヒーの苦みを加えることで奥行きが出て、香りも生まれたのがよかったです。
一番難しかったのは酸味をどう加えるかで、オレンジ、マスカットレーズン、クランベリーといった、酸味の少ないものを選びました。

「シュトレン・カフェマロン」の味はどうですか
岡本氏(OBSCURA COFFEE ROASTERS)
味わいが本当にカラフルだな、という印象です。いろいろな果実味のフレーバーと酸味がやさしく包まれている。コーヒーの苦みが奥行きを出していて、複雑な味わいが広がる中、ほどよくまとまってくるおいしさですね。コーヒーの味を確認していくときも、果実の味に例えて表現するんですが、その中でも、味の最後がどうまとまっていくかは非常に大切で、このシュトレンもしっかり重心が取れているなと思いました。

平岡(広島アンデルセン)
シュトレンを開発する際は、素材を多く入れて食べたときの最初インパクトを求めがちなんですが、このシュトレンは反対でコーヒーと一緒に楽しんでもらいたいと、一番最後に、コーヒーの余韻を感じてもらえるように設計しています。
岡本氏(OBSCURA COFFEE ROASTERS)
コーヒーでは、口に残る余韻をアフターテイストと呼ぶんですが、そういった余韻が長続きすることがよいとされているので、平岡さんのお話を聞いて、「なるほど」と思いました。
「シュトレン・カフェマロン」にはどんなコーヒーが合いますか
岡本氏(OBSCURA COFFEE ROASTERS)
強い甘みの場合は、深煎りのどしっとしたコーヒーが合うのですが、このシュトレンは軽やかな果実味あふれる甘みなので、深煎りにこだわらず、中煎りや浅煎りも合いそうですね。口の中でコーヒーとシュトレンのハーモニーが生まれるんじゃないかと思います。

「シュトレン・カフェマロン」をどのように楽しんでいただきたいですか
平岡(広島アンデルセン)
シュトレンはもともと、アドベントの期間に少しずつ味わいながら楽しむドイツの伝統菓子なので、ぜひクリスマスを心待ちにしながら、コーヒーとの組み合わせ、せっかくならOBSCURAさんのいろんなコーヒーと合わせていただいて、心豊かな毎日をお過ごしいただきたいと思います。
岡本氏(OBSCURA COFFEE ROASTERS)
コーヒーは、皆さんの日常の延長線上にある楽しみであってほしいと、いつも思っています。「インパーフェクトブレンド」は“不完全”という意味ですが、悪いということではなく、いろんな可能性を持っているコーヒーです。このシュトレンを通して、おいしさとともに、ものづくりの背景も知っていただくことで、皆さんに楽しんでもらえたらうれしいです。

OBSCURA COFFEE ROASTERS
【公式HP】https://obscura-coffee.com/
【公式SNS】https://www.instagram.com/obscuracoffeeroasters/
広島アンデルセン
【公式SNS】https://www.instagram.com/hiroshima_andersen_official/
■関連情報
【リリース】OBSCURA COFFE ROASTERS×広島アンデルセン
コーヒー豆を大切にする想いから生まれた特別なおいしさ「シュトレン・カフェマロン」11月1日発売
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000170.000009964.html
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