オイシックスなどが運営するWeSupport Family、「産学福」連携により、九州のひとり親家庭の食支援数を約3倍に拡大
オイシックス株式会社~中村学園、三好不動産、ドゲンジャーズ基金の財団などと連携開始~
オイシックス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島 宏平、以下 当社)が、一般社団法人RCF、ココネット株式会社(セイノーグループ)と連携して運営する「WeSupport」では、ひとり親世帯を中心とした困窮家庭に向けた食品支援のプロジェクト「WeSupport Family」を行っています。「WeSupport Family」は、2026年9月より、学校法人中村学園、株式会社三好不動産グループの一般社団法人アースプロジェクト福岡、一般財団法人日本未来創造公益資本財団との「産学福」連携(※1)により、福岡を中心とした九州のひとり親家庭の食支援の体制を強化します。今回の連携により、これまで九州地方では支援対象が約1,000世帯に留まっていたものを、今後は毎月約3,000世帯まで拡大し、より多くのひとり親家庭へ、安定的に食品をお届けします。
※1:産業(企業)・学術(学校法人)・福祉(支援団体)の連携
■ 福岡での取り組みの背景と物流課題
近年の急激な物価高騰は、経済的基盤が脆弱なひとり親家庭(※2)の生活を直撃しています。福岡県は令和2年の母子世帯数は全国5位(※3)です。
「WeSupport Family」は、2025年9月からは、一般財団法人日本未来創造公益資本財団が運営するヒーローIPを活用した基金「ドゲンジャーズ基金」による配送費への支援もあり、九州でのネットワーキングを担当するシンママ応援の会が集約した約1,000世帯を対象に、福岡県への食品のお届けも開始しました。
一方、配布する食品等を一時保管する為の決められた倉庫がなく、毎回違う場所を確保する必要があり、不安定な運用が続いていました。今回、中村学園の一部施設を倉庫として無償で貸していただくことや、学生ボランティアの協力を継続的に得ることなどで、九州地方での連携モデルを構築することができました。学生ボランティアを募集・引率し、食品の搬入・搬出や配布にまつわる一連のオペレーションは、三好不動産グループのアースプロジェクト福岡が担当しています。
※2:ひとり親世帯の相対的貧困率は44.5%で、約半数が貧困に直面しているといわれています
2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況
※3:
総務省統計局「令和2年(2020年)国勢調査」(人口等基本集計・表16-4「母子・父子世帯の種類別子供のいる一般世帯数」)より
「WeSupport Family」の仕組み
「WeSupport Family」では、サポート企業から提供いただいた食材や物資を、ニーズとマッチングした上で、主に困窮するひとり親家庭を対象に、支援団体を介して毎月ご家庭にお届けしています。一都三県を中心に、定期的にお届けする支援世帯数は34,202世帯となりました。食品を寄付してくださるサポート企業は87社です。寄付物資金額は22億円相当を突破しています(2026年6月末時点)。また、経済的理由で旅行や習い事などの機会が得られない「子どもの体験格差」解消に向け、食を通じた体験の機会提供なども行っています。
https://wesupport.jp/
<サポート企業のメリット>
- 季節商品の残りや外装の破損であっても、賞味期限内であれば受け入れ可能なため食品ロス削減に繋がる
- 納品先が1か所なので、物流コストと手間を抑制できる
- 支援団体との調整は事務局が行うためやり取りなどは不要

▲フードパントリーの様子

▲手作りウインナー作り教室の様子
<WeSupport Family 九州の「産学福」連携に関わるみなさま>
三好不動産について
福岡市中央区に本社を置く総合不動産会社です。質屋として創業し、遠洋漁業の漁師から「航海で留守にする間、家族を守ってほしい」と頼まれたことを機にアパート建築・管理を請け負い、不動産業へ進出しました。福岡都市圏を中心に賃貸仲介や約4万2000戸の物件管理、売買仲介、資産運用コンサルティングを展開しています。日本の不動産業界で初めて「有償管理」の仕組みを考案したことでも知られ、LGBTQ当事者や外国人向けの入居支援、SDGsの推進など多様な社会課題の解決にも注力しています。
アースプロジェクト福岡について
株式会社三好不動産のCSR(社会貢献)活動から誕生した学生ボランティア支援団体です。「できることから始めよう」をスローガンに、福岡の高校生や大学生を中心とした地域活動を運営・サポートしています。
主な活動は、街や海岸の清掃による環境保全、災害被災地の復旧支援、こども食堂のサポートなど多岐にわたります。若い世代が社会とつながり、地域課題の解決に主体的に取り組む機会を提供しています。
一般財団日本未来創造公益資本財団について
寄付・助成の設計や審査、会計ガバナンスを担う資金分配機能を中核に、企業・行政・NPO・市民の皆さまと協働し、透明性と公平性を重視した枠組みで社会課題に取り組む公益団体です。全国各地のプロジェクトを伴走支援し、持続的なインパクト創出を目指して活動しています。
HP:
https://jafpic.com/
「ドゲンジャーズ基金」について
子どもたちや地域に支えられてきたドゲンジャーズが、自分たちができる範囲のことで還元していきたいと、ヒーローに会いにいけない子どもたちへの訪問活動や貧困家庭への食支援などの社会貢献活動に取り組んできました。
ドゲンジャーズで確立されたコミュニティを活かし、持続可能な支援を広げていくために2025年9月に「ドゲンジャーズ基金」を設立。「誰でも、誰かのヒーローなれる。」というメッセージのもと、支援を必要とする子どもたちや地域に笑顔と勇気を届けていきます。
HP:
https://jafpic.com/2025/09/06/dogengers_fund/
学校法人中村学園について
学校法人中村学園は、1954(昭和29年)年、教育者でもあり、料理研究家でもあった中村ハル先生により創立されました。学園内には、大学、短期大学、高等学校、中学校、付属幼稚園を擁し、中村ハル先生が目指した人間教育の精神が受け継がれています。「本物を育む。」をスローガンに、卒業生が活躍する次世代社会から逆算した学びを提供し、 九州一社会有為な人材を育む学園になることを目指しています。
HP:
https://www.nakamura-u.ac.jp/gakuen/
オイシックス株式会社について
オイシックス株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社に、高齢者施設や病院、保育施設、企業の社員食堂などで給食事業を展開する「シダックスフードサービス」、買い物困難者向け移動スーパー「とくし丸」、米国でプラントベース食材のミールキットを展開する「Purple Carrot」などがあり、食の社会課題を解決するサービスを広げています。また、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)としてSDGsに取り組み、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。
HP:
https://www.oisix.co.jp/
参考:「WeSupport Family」のロゴについて
WeSupport Familyは新しくロゴを制作し、2026年8月より使用を開始しています。
(ロゴに込めている想い)
WeSupport Familyの特徴である、手を取り合い協力しあうこと、支援の輪が広がること、親子のハグなどを感じるマークは、WeSupport Familyの出自であるオイシックスのOでもあります。
テキスト部分は、支援先である親子のより良い未来を願い、ラテン語で「未来」を意味するFuturaフォントを利用しました。
■9/10 中村学園で行った記者会見・食品配布会の様子

9/10 中村学園で行った記者発表会の様子(左から薬剤戦師オーガマン、日本未来創造公益資本財団 丸尾好幸さん、中村学園 岡本健人さん、オイシックス・WeSupport Family 大熊拓夢さん、株式会社三好不動産・アースプロジェクト福岡 樋口朋晃さん、学生ボランティア 佐藤さん)

オーガマンと学生ボランティアから、支援団体に向けての食品配布の様子
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