初開催となる今回は杵築市南杵築の中野酒造（日本酒）と豊後大野市朝地町の牟礼鶴むれづる酒造（焼酎）、二つの蔵元が参加してくれました。

　【各蔵元代表の話】
　▼中野酒造の中野淳之社長
　提供する3種は、自信を持ってお勧めできるお酒です。特にワイングラスで飲むと香りも堪能できます。心行くまでお楽しみください。


　▼牟礼鶴酒造の森健太郎代表
　ビアパブスタイルのお店で日本酒と焼酎を飲み比べるという、大変楽しそうな企画に私自身も胸を躍らせてきました。お勧めの飲み方など遠慮なくお尋ねください。

　会場には各蔵元から3品、計6銘柄の日本酒や焼酎、リキュールが登場。来場者との会話を楽しみながら自慢の酒を提供しました。

　以下が、当日イベントに並んだ商品です。

　【中野酒造】▼日本酒/ちえびじん純米酒、ちえびじんドルチェ
　　　　　　　▼梅酒/ちえびじん紅茶梅酒

　【牟礼鶴酒造】▼本格麦焼酎/牟禮鶴　黄鐘おうしき、聞もん　牟禮鶴
　　　　　　　　▼リキュール/かぼすリキュール

　主役のお酒を引き立てるのに欠かせないのがペアリング（おつまみ）です。
　日本酒や焼酎のアテとしてだけでなく「お酒初心者や女性の口にも合いやすいように」と、HIVEの料理担当、黒木寛愛かんなさん（25）が用意しました。
　メニューは
　▼スモークサーモンと生ハムのカルパッチョ
　▼シイタケとカボスのしょうゆバター
　▼ちえびじん純米酒かす濃厚チーズケーキ
　―の3品。

　「シイタケなど旬な食材で季節感を出し、ハムをバラに見立てて華やかさを演出しました。サーモンやチーズケーキの口溶けの良さもお酒にぴったりだと思います」と黒木さん。

　日本酒と焼酎、どちらとも相性が良いと評判でした。

　来場者の声を紹介します。

　大分市生石港町の会社員の北條敦子さん（48）は「ビアパブの洋風な雰囲気の中で飲む日本のお酒はとても新鮮。初めて飲むものもあり、蔵元や他の来場者との会話も楽しめた。また参加したい」と満足した様子でした。

　フィリピン出身で、日本酒や焼酎は初めてという大分市大在北の製造業のスティーブ・バシリオさん（45）は「日本酒と焼酎、どちらも濃厚な味で香りがいい。甘さもあるけど大人の味という感じがして最高です」。
　興味深げに杯を進めていました。

　元々は芋焼酎派だったという、大分市中島西の会社員の佐藤良さん（65）は「仕事の都合で長年、鹿児島に住んでいたので麦焼酎を飲む機会があまりなかった。3年前、地元の大分に帰ってきて麦焼酎のおいしさに気付けました。大分の日本酒も相変わらずおいしい」。

　それぞれ頬を赤らめながら思い思いにお酒と会話を楽しみ、蔵元自慢の逸品に舌鼓を打っていました。

　今後もおおいたのお酒を楽しんでいただくイベントを開催していきます。ご期待ください。