さとふるの写真・動画コンテストで最優秀賞に輝いた太田康介さん(右から2人目)や臼杵市、カニ醬油の関係者ら
【臼杵・大分】ふるさと納税ポータルサイトを運営する「さとふる」(東京都)が実施した特産品の魅力を発信する写真・動画コンテストで、臼杵高2年の太田康介さん(17)=大分市須賀=の作品が写真部門で最優秀賞に輝いた。太田さんは「選ばれてびっくりした。うれしい」と笑顔を見せた。
コンテストは全国から95点の応募があり、14点が受賞作となった。今回が2回目で、前回コンテストでは受賞作のお礼品への寄付件数合計は約1・8倍に増加したという。
太田さんの作品タイトルは「昔も今も看板娘」。臼杵市の老舗「カニ醬油(しょうゆ)」の大女将(おかみ)、可児明子さん(82)がみそを手に店頭に立つ様子を撮影した。同校で写真を撮る活動をしており、先生から応募を勧められ、ソフトクリームを食べに行ったことのある同店を被写体に選んだ。
24日に東京都内で表彰式があり、審査員長を務めた「さとふる」お客さまサービス推進部佐藤雅樹部長(49)が「特産品に関わる人に焦点を当てた素晴らしい作品」と講評。都内に住む明子さんの三女、智愛さん(42)も駆け付け「大変光栄なこと。(作業で)腱鞘(けんしょう)炎になったりもするが、寄付をした人に『良かったよ』と言われるようみそ詰めをしていく」と明子さんからの手紙を読み上げた。
太田さんは「大女将のいとおしさが伝わったのではないか。受賞により、多くの人が臼杵を訪れるきっかけになればうれしい」と話した。