「元気よく登校する力になれば」と張り切る豊岡地区婦人会のメンバー=16日、豊岡地区公民館
【日出】日出町豊岡の豊岡地区婦人会(永松サヱ子会長・会員90人)は16日から、豊岡小の児童に朝食を提供する「子ども食堂」の活動を隣接する同地区公民館で始めた。夏休み期間を除く毎月第3水曜日に、希望する子どものために、出来たての朝ご飯を用意する。メンバーは「笑顔で元気よく登校する力になれば」と張り切っている。
地域内でも朝食を食べる子どもが減っている現状を踏まえ、働く保護者を応援しながら、子どもたちには一日の活動を支える朝食の大切さを知ってもらうのが目的。元気よくあいさつを交わして地域の人との触れ合いの場にもしていきたいと活動は「おはよう! とよおか こども食堂」と名付けた。
町社会福祉協議会のフードバンクに個人や企業から寄せられた食材を活用したり、メンバーが育てた野菜を持ち寄ったりして食費は無料。事前に希望者を募り、30人を超えた場合は抽選となる。
16日は児童約20人が参加した。出来たてにこだわり、メンバー8人は午前5時半に集合。午前7時半になると児童が集まり始め、コロッケ、スパゲティ、ゆで卵などを皿にのせ、おにぎりなどと一緒に提供した。2年生の太田祝(ほうり)さん(8)は「友達と一緒に食べたくて参加した。おにぎりとみそ汁がおいしかった。次も来たい」と喜んでいた。
婦人会は、城下かれい祭り、ザビエルの道ウオーキング大会、魚見桜まつりなどさまざまなイベントで鶏めし、すしなどを販売する活動を続けている。子ども食堂では、子どもたちが好きそうなメニューを、その都度、考案するという。
永松会長(80)は「季節ごとのおいしい食べ物を提供しながら、地域のつながりを感じられる場として続けていきたい」と話している。