話し合いをするギフト班の生徒と、様子を撮影するSNS班の生徒=津久見高
【津久見】実習店舗「つくみ蔵」に取り組む津久見市の津久見高の生徒が、年2回の店頭販売に加え、新たにECサイトでの販売に挑戦する。「サイト制作にとどまらず、商品の販売まで乗り出すのは県内の公立高で初めてではないか」と同校。10月の開始に向けて活動を本格化させている。
つくみ蔵は2013年度から主に津久見、臼杵両市の商品を扱ってきた。地元の会社や店を訪ねて独自商品の開発や仕入れへの協力を依頼するとともに、生徒が自らPRしてきた。
ただ客層の固定化といった課題も出てきたため、新たな展開策を模索。高校生の実践プログラムを支援する一般社団法人「KURUMIRAI(クルミライ)」(熊本県菊陽町、山室徳紘代表理事)の協力を取り付け、同法人のシステムを活用して同高専用サイトを設けることにした。
今回は菓子、醸造調味料、加工品、文具、ご当地グッズなど10社の商品を選定し、生徒が各社と出品交渉する。話がまとまれば「ふるさとBOX」と銘打つギフトの詰め合わせ(5種類)で販売する計画。
キックオフの授業が9日、同高であった。地域みらいビジネス科3年生42人をECサイトと実売の二手に分け、ECサイトの担当生徒はシステム、ギフト、販売促進、交流サイト(SNS)の4班に分かれた。山室代表理事が班ごとに役割と手順を伝授した。
SNS班の4人は早速、同高の紹介動画や各班の撮影に取りかかり、同高公式SNSに投稿した。4人は「みんなに共有・拡散してもらえるようにし、他の班と協力して活動をつくり上げたい」と意気込んだ。
本年度2回目の店頭での直接販売は11月11日午後0時半から、つくみん公園で実施する。前回(7月)とは一部商品の入れ替えも予定している。