大分子どもの本研究会のメンバーお薦めの絵本を紹介する冊子「小さな本ばこ」
読み聞かせ活動や児童幼児向けの図書の研究に取り組む「大分子どもの本研究会」(大分市・甲斐栄会長)が、お薦めの絵本をまとめた冊子「小さな本ばこ」を発行した。1冊にまとめたのは初めて。
大分子どもの本研究会は1975年に発足。OBSラジオ「おはなしワールド」では30年以上にわたり毎週、絵本を紹介している。その中から、新しい作品から長年愛される名作まで49冊を厳選して掲載。50年に及ぶ研究の成果を生かし、概要説明にとどまらない、内容を深掘りした解説文が添えられている。
サブタイトルは「子ども・大人・みんなが気軽に絵本を読んで!のリスト」。「絵本は子どものものと思っている人も多いが、大人も自分のために読むという発想を持ってもらえたら」と甲斐会長。「命、自然、愛、平和などが、ぎゅっと凝縮された絵と文章で表現されている。忙しい毎日の中で分厚い本を読む時間がなくても、絵本なら気軽に手に取れる」と勧める。
後藤惣一前会長が監修した、玖珠町出身の口演童話家・久留島武彦の童話名作選8冊も紹介している。
非売品。県内の公立図書館や図書室のある公民館などに送付している。甲斐会長は「絵本は、はやり廃りがなく、掲載した作品はいつの時代でも通じるものばかり。じわじわと長いスパンで多くの人に届いたらうれしい」と話している。