華やかな衣装でキャンパスを歩く新入生=別府市の立命館アジア太平洋大
【別府】別府市の立命館アジア太平洋大(APU)で1日、入学式があった。58カ国・地域からの留学生313人を含む1082人が新たなスタートを切った。
アジア太平洋学部と大学院アジア太平洋研究科の入学式で、米山裕学長は「志を同じくする世界中の仲間と一緒に未来を切り開いてほしい」とあいさつ。同学部の糸川明日花さん(18)が「誇りと笑顔を持ってこの場所から飛び立ち、世界をよりよく変えたい」、台湾出身で同科のツァイ・チーユンさん(27)が「グローバルリーダー、政策立案者、変革者へと成長できるようお互いを支え合おう」と決意を述べた。
海外からの新入生は軍事政権下のミャンマー出身者が最も多く、80人。在籍学生の出身は111カ国・地域となり、このうちミャンマー出身の学生が474人で日本以外ではトップとなった。