「迫力のあるレースを観戦して」と呼びかける市職員=大分市役所
【大分】自転車競技の祭典「OITAサイクルフェス!!!2024」が28、29の両日、大分市内で開かれる。国内外の18チームが出場し、迫力あるレースを間近で観戦できる。大分市などでつくる実行委員会は「国内でも数少ない国際大会の雰囲気を多くの人に満喫してほしい」と呼びかけている。
初日は午後2時から、市内金池南の大分いこいの道周辺で「おおいたアーバンクラシッククリテリウム」。1周1キロのコースを40周する。29日は午前9時から、市内横尾の大分スポーツ公園周辺で「おおいたアーバンクラシックロードレース」。勾配のある1周11・6キロを13周して競う。
国内からは同市を拠点に活動する「スパークルおおいたレーシングチーム」など12チーム、海外からはタイやフィリピン、フランスなど5カ国の6チームが参戦。高速で駆け抜けるゴール前のスプリントは見どころの一つ。
2日間を通して関連イベントもめじろ押し。28日はクリテリウム会場で▽県内外の高校生チームが挑む「おおいたクリテリウム甲子園」▽競輪選手エキシビションレース▽当日参加可能な市民自転車パレード―などを開催。29日はロードレース会場で市民参加型の2時間耐久レースや表彰式。近くのパークプレイス大分で、ペダルをこいでポン菓子を作る体験、スパークルおおいたの選手によるトークショー、餅まきなどを予定している。
実行委事務局の市スポーツ振興課は「国際ロードレースの迫力を体感してもらい、自転車や競技に関心を持つきっかけにつなげてほしい」と話している。問い合わせは同課(097-574-7096)。