レトロなデザインに仕上げた「温泉カードオユカ(別府の湯)」を配布している=別府市のアルコ・デ・ベップ
【別府】NPO法人別府八湯温泉道名人会(花田潤也理事長)は温泉への関心を高めてもらおうと、各温泉郷を代表する1施設を紹介する「温泉カードオユカ(別府の湯)」を製作した。第1弾は別府温泉郷の「竹瓦温泉」(元町)。レトロなデザインで、思わず集めたくなるカードに仕上げた。計8種類を作る予定で、市内8カ所で順次、配布する。
カードは両面カラー印刷。名刺サイズ(縦6・2センチ、横8・7センチ)で、温泉の形態、源泉、泉質、泉温、効能―を記している。各湯にまつわる豆知識のほか、入浴作法を学べる動画のQRコードも載せている。
第1弾・竹瓦温泉、第2弾・亀川温泉郷の「四の湯温泉」(亀川四の湯町)、第3弾・浜脇温泉郷の「茶房たかさきの湯」(朝見)のカードを配布中。対象は入浴者で、いずれも200枚を作製した。第1段は残りわずか。第4弾以降は製作中で、9月30日までにすべてを配布する予定。
カード作製は市制100周年記念事業の一環。市民公募で選ばれた。
花田理事長(44)は「入浴体験をして別府の湯の魅力を知ってほしい。全8種のコンプリートを目指して」と呼びかけている。
問い合わせは別府八湯温泉道名人会(080-3983-4126)。