【ソフトテニス男子団体決勝・大分―大分商】相手エースペアに立ち向かう大分商の小野(左)・紀野組=レゾナックコート
ソフトテニス男子団体は大分商がライバル大分との決勝を制し、5年ぶりの優勝を勝ち取った。高橋凜主将(3年)は「ずっと負けが続いていた相手だけにうれしい」と喜びをかみしめた。
第1ペアの紀野文汰(3年)小野弘太郎(1年)が相手エースを抑え、第2ペアの加藤蒼唯(3年)小野泰輝(2年)が粘り強くものにした。試合を決めた加藤は「これまでの練習を信じ、とにかく強気で相手に向かった。緊張もあったが、楽しかった」と顔をほころばせた。
高橋主将は「大分との力の差は紙一重だった。選手の役割分担が、ぴったりとはまった」と振り返った。
インターハイの目標は全国一。「県大会でうまくいかなかった点を改善する。のびしろはまだまだある」と力強かった。
【ミニインタビュー】
ソフトテニス男子団体で3位に入った中津東の横井駿介主将(3年) 準決勝では相手をあと一歩まで追い詰めた。試合の流れをもっと引き寄せることができなかったかと悔いが残る。ただ自分が出たゲームはこれまでの中で一番良かった。
〈ソフトテニス〉
(レゾナックコート)
【男子】▽1回戦 楊志館3―0高専、豊府2―1大分南、鶴城3―0津久見、上野丘3―0安心院、臼杵2―1竹田、日田2―1鶴見丘、鶴崎工2―0三重総合、東九州龍谷3―0文理大付、豊南3―0大分東
▽2回戦 大分2―1楊志館、鶴城2―1豊府、中津東3―0上野丘、舞鶴2―1臼杵、日田林工3―0日田、翔青3―0鶴崎工、大分工2―1東九州龍谷、大分商3―0豊南
▽準々決勝 大分2―0鶴城、中津東2―0舞鶴、日田林工2―0翔青、大分商2―1大分工
▽準決勝 大分2―1中津東、大分商2―1日田林工
▽決勝
大分商2―1大分
〇紀野・小野弘4―1池永・山田
〇小野泰・加藤4―3中野・宇都宮
高橋・神河―河野・中橋
(大分商は6年ぶり16回目の優勝。1位が全国、2位までが九州大会へ)