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南日本造船 分割へ 新会社が事業承継 負債は4月以降に清算

 南日本造船(臼杵市、池辺隆太郎社長)の事業を今治造船(愛媛県今治市)が承継する枠組みに、会社分割を用いる方向で調整していることが20日、関係者への取材で分かった。計画では、設立した新会社が南日本造船の事業を受け継ぎ、今治造船の関連会社が新会社を傘下に収める。数十億円とみられる負債は南日本造船(旧会社)に残し、4月以降に清算する。従業員約150人の雇用は維持する。

 関係者によると、1月26日に南日本造船が100%出資の新会社「株式会社南日本造船」(大分市、池辺社長)を設立した。今治造船グループの新笠戸ドック(山口県下松市)が3月末に新会社の全株式を取得し、4月1日から事業を引き継ぐ。今後、南日本造船の株主総会に諮る。
 南日本造船や同社の大株主である三井造船、商船三井は1月、建造量で国内首位の今治造船が事業を承継することで関係各社が基本合意したと発表。具体的な枠組みは明らかにしていなかった。
 南日本造船は1974年設立。下ノ江工場(臼杵市)と大在工場、大分工場(いずれも大分市)で中・大型の自動車運搬船やケミカルタンカーなどを建造。下請けなど協力企業は約20社で約850人。2017年3月期の売上高は226億円。
 造船業界は近年、中国、韓国メーカーが優位に立ち競争が激化。世界的な船舶の供給過多などにより受注も低迷。南日本造船が受注した高い技術水準が求められる新型自動車運搬船の建造が難航したことなどもあり、資金繰りが悪化したとみられる。
※この記事は、2月21日大分合同新聞朝刊4ページに掲載されています。
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