共同研究結果を発表した久留米大の内村直尚学長(右)と西日本新聞社の田川大介社長=6日午前、福岡県久留米市
久留米大(福岡県久留米市)と西日本新聞社は6日、高齢者が新聞を読む習慣を身につけることで、認知機能の向上やうつ症状の軽減に役立つ可能性があるとする共同研究結果を発表した。認知症予防への応用も期待できるとしている。久留米大の内村直尚学長は記者会見で「地域住民の健康寿命を伸ばし、豊かな暮らしにつなげたい」と述べた。
研究班は軽度認知障害(MCI)の60歳以上の男女63人を、新聞を週4日以上読むグループと、全く読まないグループに振り分け、各人について実験開始前と6カ月後の認知機能などに関する検査結果を比較した。新聞を読むグループは読まないグループに比べ、各種評価値の改善傾向が確認されたという。