「中立賛成」を訴えるポスター=8月、スイス・ジュネーブ(Martial Trezzini/Keystone提供・AP=共同)
【ジュネーブ共同】永世中立国スイスで27日、紛争当事国に対する制裁の原則禁止などを憲法に明記し「中立」を厳格に規定することの是非を問う国民投票が実施された。即日開票され、政府によると反対多数で否決された。最大政党の右派国民党の関係者らが投票を提案していた。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まった2022年、スイスは欧州連合(EU)に同調して対ロ制裁に加わった。こうした動きがスイスの中立性を損なうとして反発する見方もあり、今回の投票提案につながった。否決により、スイス政府によるこれまでの柔軟な中立政策を国民が追認した形となった。