記者団の取材に応じる福岡県の服部誠太郎知事=25日午後、福岡県庁
福岡県の服部誠太郎知事は25日、県幹部の高額な海外出張や、県が長年にわたり議会に忖度してきた構図から派生した一連の問題を受け、自身の3カ月分の給与と、冬の期末手当を全額カットする方針を示した。削減額は計約780万円で、今後、関連条例を提出する。県政の信頼回復に向け、知事を対象とした政治倫理条例の制定を検討する意向も明らかにした。
県は今月、幹部職員の親睦団体による政治資金パーティー券の組織的購入や、高額な海外出張を検証する第三者委員会をそれぞれ設置。服部氏は記者団に「重大事案が明らかになれば、追加の減額措置の必要性を判断する」と述べた。辞職は否定した。