宇都宮空襲の戦没者法要で読経する僧侶ら=12日午後、宇都宮市
太平洋戦争末期、米軍B29の集中爆撃により、一晩で620人以上が犠牲となった宇都宮空襲から81年となる12日、地元仏教会が宇都宮市で追悼法要を営んだ。遺族会や一般の参加者ら25人ほどが参列。空襲で母親を亡くした同市の自営業福井一弘さん(91)は「若者にも平和の尊さが伝わるよう、こういった機会をなくさないでほしい」と語った。
法要は終戦翌年の1946年から毎年、空襲当日に行われている。
仏教会によると遺族の高齢化で参列者は10年前から半減した。仏教会の井上広法代表は「若い世代にも戦争の悲惨さを伝えるべく、遺族や関係者の子や孫にも声をかけるようにしている。今後の法要の在り方を考えさせられた」と話した。
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