ルーブル美術館とパトロールする兵士=20日、パリ(AP=共同)
【パリ共同】フランス・パリのルーブル美術館から歴史的な宝飾品が盗み出された事件で、パリの検察当局は21日、被害総額が推計8800万ユーロ(約154億円)に上ると明らかにした。フランスメディアが報じた。
事件は19日に発生。4人組が開館後の午前9時半ごろに館内に侵入し、かつての王族らの宝飾品が所蔵されている「アポロンのギャラリー」からネックレスやイヤリングなど8点を奪い逃走した。ナポレオン3世妃(ウージェニー皇后)のブローチも含まれている。