佐賀県警科学捜査研究所(科捜研)元職員のDNA型鑑定不正を巡り、同県弁護士会は9日の定例記者会見で、県警が捜査した事件の当事者から、自身の鑑定を元職員が行ったかどうか調べてほしいとの申し出があったと明らかにした。弁護士会は、申し出た人物が、事件の容疑者だったのか被害者なのかは明らかにしていない。
弁護士会の出口聡一郎会長によると、不正があった2017年6月~24年10月にDNA型鑑定を受けたという。有志の弁護士が対応を検討する。
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