ゆふいん十月祭への来場を呼びかける市商工会湯布院支所の担当者=由布市湯布院町川上
【由布】由布市湯布院町内で「ゆふいん十月祭・第44回食べもの文化フェア」が開かれている。31日まで。「由布食探訪~古から探る由布の食」をテーマに公民館やレストランでさまざまなイベントを開催。30日午後1時からは、ゆふいんラックホールで料理研究家の土井善晴さんの講演がある。
郷土料理などの保護・伝承や、食文化の創造を目的に実行委員会(事務局・市商工会湯布院支所)が毎年開催している。
土井さんは「『暮らしのものさし』一汁一菜が育む美しいもの」と題して話し、その後、ゆふいん料理研究会の新江憲一代表らと「これからの食をデザインする」をテーマにパネルディスカッションする。入場無料。先着順で定員は250人。
その他、27日までにレストランや旅館など10会場で講話と食事を楽しむイベントなどを開催。17日午前11時半からは乙丸公民館で、市商工会女性部湯布院支部が手作りみそを使った豚汁、新米のきのこご飯、塩こうじ唐揚げなどを、午後6時からは同会青年部湯布院支部がステーキや焼き鳥、とり天などを販売する。
また、31日まで「あなたが見つけたゆふいんの食文化」をテーマにしたフォトコンテストを実施。湯布院町内で撮影した食に関する写真をインスタグラムで募っている。投稿は「ゆふいんの食文化」にハッシュタグを付けて。最優秀賞には5万円分の宿泊補助券が贈られる。
問い合わせは市商工会湯布院支所(0977-84-2445)。