「新酒や限定酒などを用意して待っています」とPRする各蔵の代表者ら=豊後大野市役所
【豊後大野】豊後大野市で日本酒や焼酎を醸造する計4社の合同蔵開き「ぶんごおおの巡蔵」が16日午前9時半から午後3時半まで、各蔵である。各蔵などでつくる実行委員会(森健太郎委員長)の主催。14回目。
新酒や限定酒などを用意。参加や無料シャトルバスの乗車には専用チケットが必要で、各蔵などで販売している。
4社は浜嶋酒造(緒方町)吉良酒造(同)藤居醸造(千歳町)牟礼鶴酒造(朝地町)。参加者はそれぞれの蔵を回り、チケットを提示すると各蔵自慢の酒を飲むことができる。有料でお代わりも可能。つまみの販売、ハンドルキーパー用のソフトドリンクも用意している。
4蔵を回った後、チケットの裏面に必要事項などを記入して各蔵とJR三重町駅に設置した回収箱に入れると、豪華景品が当たる抽選会もある。
同駅と各蔵を巡回する無料シャトルバスを運行。同駅午前9時20分発を皮切りに30~40分間隔で走る。
1日に大分市で開いたプレ巡蔵では500人以上が訪れたという。森委員長(47)は「豊後大野の春の風物詩になった名物イベント。搾りたてなど珍しいものや限定酒なども用意するので、多くの人に来てもらい、おいしい酒を味わってほしい」とPRしている。
昨年まではチケットと特製ぐいのみがセットだったが、今回は別々に販売。チケットは前売り2千円(当日は2500円)。各蔵と市観光協会で取り扱っている。ぐいのみは完売した。
問い合わせは同協会(0974-27-4215)。