9月1日にオープンする「臼杵市パークゴルフ場」=臼杵市久木小野
【臼杵】臼杵市パークゴルフ場が9月1日、市内久木小野の市不燃物最終処分場跡地にオープンする。年間を通してプレーでき、市は「市民の健康増進や世代間交流の促進に活用を」とPRしている。
面積は1万8千平方メートル。全18ホール(総距離約975メートル)で、「ほっとさん」「吉四六さん」の2コース(各9ホール)がある。
市によると、県内五つの公認コースと比較して1・5倍の広さを有する。足腰に負担の少ないフラットな設計が特徴で、市環境課の藤沢清巳課長は「緑あふれる広々としたコースで健康的にプレーを楽しんでほしい」と話す。
同所は2004年まで不燃物最終処分場として利用しており、跡地の活用に関して市と地元の久木小野地区が協議を重ねていた。同地区のグラウンドゴルフ場誘致の要望を受け、22年7月に整備を始めた。今年3月に工事完了、芝生の養生期間を経て、9月にオープンする。総事業費は3億6千万円。年間7千人の利用を見込んでいる。
記念式典が現地であり、関係者約50人が出席。中野五郎市長が「地域コミュニティーの構築や交流人口の拡大など多様な活用と効果を期待している」とあいさつし、第1打を放って完成を祝った。
利用料は18ホールが一般500円、高校生以下200円。1日利用の場合、一般800円、高校生以下300円。道具のレンタルはクラブ、ボールが各100円。利用料が安くなる個人会員券(1年間)もある。
問い合わせは市パークゴルフ場(0972-65-3100)。