新潟県は24日、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に関し、県民の意見を聞く4回目の公聴会を県庁で開いた。新潟、佐渡両市などに居住、勤務する20人が参加し「原発事故で失われた地域の復旧は難しい」「原発は自前で発電できる唯一の手段」との意見が出た。いずれも条件付きを含め、賛成は9人、反対は8人。3人は賛否を明示しなかった。
公聴会は、花角英世知事が再稼働の是非を判断する前に県民の意見を確認する方法の一つとして、6月下旬から実施。8月31日が最終回となる。
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